いまどきのクルマ好きは使う言葉も新しい! クルマ通ぶれる自動車用語6選 (2/2ページ)

聞いたことはあっても説明するとなると難しい用語も……

4)PHEV

 もちろんPHEVは知っている方は多いだろう。しかし、制御や性能となると、詳細に言える人はなかなかいないかも。また、一般の人はハイブリッドとの違いも明確でないので、根本的な仕組みを押さえておくのもいい。細かいところでは、エンジンがかかるタイミングやEV走行可能距離は車種によって大きく違う。そもそも国産ではトヨタのプリウス、三菱のアウトランダー、ホンダのクラリティしかないので、この3つをすらすら言えるだけでも、自慢できる。

5)高張力鋼板

 クルマのボディに使われているのはすべて鉄板。実際、最近増えているのは高張力鋼板、さらには超高張力鋼板だ。張りが強い、鋼のような鉄板とでも説明すればわかりやすいだろう。さらに板金や溶接が難しいことや、パテも専用品を使わねばならず、今までよりも直すのが大変というのも知っていると、クルマをぶつけたと嘆く人に、有効なアドバイスができる。

6)タイヤの空気抵抗

 最後はこちら。厳密に言うと用語ではないが、フレーズとして注目したい。超低粘度オイルやボディ形状など、さまざまなところで抵抗低減が図られているし、タイヤも転がり抵抗には目がいっている。しかし、意外に手つかずなのが、タイヤの空気抵抗。恐ろしい勢いで回転しているので、空気を乱したりするのだが、これを改善できればさらに省燃費に貢献できる。「タイヤって、空気抵抗大きいんだよね」なんていう使い方をすれば、周りも驚き!?


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

-

愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

新着情報