しばらく愛車に乗れないときは対策が必須! 大事なクルマを朽ち果てさせないために重要なポイント3つ (1/2ページ)

稼働させれば消耗するが不動状態が続いても調子を崩してしまう

 仕事や旅行などでしばらく愛車に乗ることができないというシチュエーションは意外とあるもの。もちろん、1週間や2週間程度であればそれほど気にすることもないだろうが、それが数カ月や年単位になってくると話は変わってくる。

 クルマというのも当然ながら機械であり、稼働させればさせるだけ消耗してしまうものではあるが、かといってまったく動かさないでいるとそれはそれで調子を崩してしまうという非常に気難しいもの。そこで今回は、長期間に渡って愛車に乗ることができない場合、少しでもコンディションの悪化を防ぐためにしておきたいことをご紹介しよう。

1)屋根のある風通しの良い場所に保管する

 いきなり難しい注文かもしれないが、直射日光を避けるというのはボディのコンディションをキープするためには大切なポイントだ。たとえば一方向からのみ日が当たるような場所に長期間置いておけば、日の当たる側だけ塗装が焼けてしまったり、ライトがくすんでしまったりする可能性もある。

 また、屋外駐車の場合は砂ぼこりや雨などで車両が汚れてしまうが、その汚れが蓄積し、塗膜やボディ自体を蝕んでいく可能性もある。定期的に走行していればある程度風圧で流れたり飛んでいったりするのだが、動かさないと溜まる一方なのだ。

 ボディカバーをかけるというのは一つの方法ではあるが、風でカバーとボディが擦れて傷がつく可能性もあるし、地面が土や砂利だった場合は、地面にしみ込んだ雨が蒸発するときにカバーの中にとどまってしまい、カバーの下が蒸れ蒸れとなる恐れがある。そのため、少々値は張るが通気性のよいものを選びたい。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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