トヨタも真っ青の売れ行き! 石を投げれば当たるほど大ヒットした日産車8選 (2/2ページ)

豪華ミニバンの先駆け的存在も!

5)日産アベニール

 ワゴン3大巨頭。スバル・レガシィに対する、トヨタがカルディナ。日産はアベニールだった。カルディナ同様、商用車ベースということもあり、レガシィには勝てなかったが、アンチも取り込み、ヒットした。

6)日産エルグランド

 今ではアルファード/ヴェルファイアにすっかりやられっぱなしだが、もともとLLクラスのミニバンといえば、1997年登場の初代、2002年登場の2代目と、エルグランドが独壇場だった。オーナーやディーラー取材をすると「エルグランドは憧れ」という言葉をよく聞いたものだ。この点が、今のエルグランドに欠けているところで、トヨタにやられている理由のひとつだろう。

7)日産フェアレディZ

 元祖280馬力規制車。結構大きいので、日本で乗るには気を使うこともあったが、存在感はあった。ちなみにR32スカイラインと時期的には被るが、今からすると激安とはいえ、当時としてはけっこうなオネダンしたこともあって、さすがに街でよく見るというほどではなかった。逆に、たまに見かけたスポーツカーという点では、通称「ビンボー人のGT-R」として、パルサーのGTi-Rがあげられるだろう。

8)日産シーマ

 シーマ現象という流行語ができたほど、街のあちこちで見た。セドリック/グロリアを筆頭に日産サルーン勢はやんちゃな感じがウリだったが、シーマも同様。中小企業、とくに現場系の社長に愛され、リヤウインドウのところにヘルメットを乗せ、フル加速で走り去っていくシーマはド定番だった。しかもお尻がグッと下がって、加速するものだからなおさら目立ったものだ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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