SUBARUがSTI Sportをインプレッサにまで拡大! 市販化は未定も期待大【大阪オートメッセ2019】 (2/2ページ)

装着されているパフォーマンスマフラーはSTIから購入可

 もちろん、ルックスだけでなく、機能的にもスポーツモデルらしいチューニングが加えられていて、マフラーは純正マフラーに対し通気抵抗を約29%低減させた、低背圧のセンター出しのSTI製パフォーマンスマフラーを装着。専用のガーニッシュキットとセットになっているので仕上がりも綺麗だ(STIから「パフォーマンスマフラー&ガーニッシュキット」として発売中)。

 足まわりも、レヴォーグや、BRZ、S4などのSTI Sportでずっとやってきた考え方でチューニングしてあり、操舵・応答性を高め、減衰力調整式ダンパーを使って、路面の荒れたところはきれいに往なして、大きな入力も程よく受け止めるというセッティングを狙っている。

 車高そのものは変更がなく、ダンパーの減衰力とスプリングレートをSTIの考え方で最適化し、決してロールを押さえた固めなサスペンションにするのではなく、量産のインプレッサのトップエンドモデルとして、「STI Sport」らしい乗り心地と、さらなる操縦安定性を追求しているのが特徴。

 大阪オートメッセ2019に展示されていた、ほかのコンセプトモデル同様、この「インプレッサ STI Sport CONCEPT」も市販化の可能性が極めて高い一台だ。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

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