機能美だけじゃない! 上質感もプラスした新型三菱デリカD:5の内外装をチェック (1/4ページ)

プレステージ性を高め迫力を増したルックス

 あくまでマイナーチェンジゆえ、ボディサイズやプロポーションに大きな変更はない。ところがルックスは、全面改良を受けたと聞いても疑わないほどに大胆な変貌を遂げた。

 フロントでは三菱の新世代デザインを表す「ダイナミックシールド」を採用しつつ、縦型ヘッドライトを組み合わせて迫力がアップ。リヤコンビランプは従来型の面影を残すものの、S字型のテールライトを組み込むなど洗練性が高められている。

 新設定のアーバンギアには専用の外装パーツを装着。前後バンパーやドアガーニッシュがエアロタイプとなるほか、テールゲートガーニッシュがクリアタイプとなり、都会でも映えるルックスに仕立てられた。

 ボディサイズは従来型と比べて10mm長く、5mm高くなったが、5.6mの最小回転半径は変わらない。最低地上高は従来型の210mmに対して185mmになったが、ロードクリアランスは十分なレベルにある。悪路走破性に寄与するアプローチ&ディパーチャーアングルも標準仕様で20度以上を確保。悪路も走れるミニバンというデリカD:5の美点は健在だ。

 ヘッドランプは内側がハイビームで外側がロービーム。その下にウインカーとフォグランプを配置。最上部の薄型ポジションランプはグリルに連なるデザインを採用する。

 S字型のテールランプには上部にウインカー、下部にブレーキランプを組み合わせる。リバースランプはその内側のテールゲートガーニッシュ内に組み込まれた。

 ターンランプ付き電動格納式リモコンドアミラーを全車に装着。Pグレードとアーバンギアはメッキカバーが装着される。

 ドアミラーカバーと同様、アウタードアハンドルもPグレードとアーバンギアはメッキ仕上げ。ほかはボディ同色となる。

 衝突被害軽減ブレーキシステムなど、最大6つの機能で構成される運転支援システム「e-Assist」は全車に標準装備。

 テールゲートスポイラーはエンジンフードエンブレムとセットまたは単体で、ディーラーオプション設定される。

 ホイールはD:5のMグレードを除く全車に切削光輝仕上げの18インチ(タイヤサイズは225/55R18)を装着。アーバンギアは専用デザインを採用。Mグレードのみ16インチ(タイヤサイズは215/70R16)を装着。タイヤは全車マッド&スノー仕様だ。


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