駆け出しの女性編集者でも違いがわかった! 1300kmロングランで見えたヨコハマBluEarth-GTの実力 (2/3ページ)

120km/hのレーンチェンジがピタッと決まる!

 いよいよ新東名高速へ。公道で120km/hを試せるチャンスだ。120km/hの標識を確認し、メーターを見ながらアクセルを踏み込む。プラス20km/hはあっという間。緊張するかな、と思っていたけれど、正直ほとんど100km/hの時と変わらず安定している。その速度を維持したまま今度は車線変更を試みると、ピタッと決まって怖いどころが気持ちいい。いつもだと車線変更後のレーンで少しブレるような動きがあるのにそれがない。思わず空いているのをいいことに何度も車線変更を繰り返してしまった。

乾ひかりのヨコハマタイヤ・ブルーアース試乗リポート

 ここからのルートは、伊勢湾岸道、そして新名神を抜けて明石大橋へ向かうというもの。途中鈴鹿パーキングエリアで休憩。なかに入るとF1カーがお出迎え! 聞けばこの鈴鹿パーキングエリア内の商業施設「ピットスズカ」は2019年3月にオープンしたばかりなんだとか。

 鈴鹿サーキットを持つこのエリアにふさわしく、モータースポーツスペースを用意。「タイヤのことがよくわかるようになりますように」と願いを込めてルイス・ハミルトンの手形に触れる。思いがけずクルマ好き垂涎のスポットにたどり着き、楽しいひとときを過ごした。

 1日目の目的地、淡路島を目指す途中、先輩スタッフから「海の上を通る明石大橋は、横風を受ける可能性が大きいから気を付けて」とアドバイスをもらった。確かに、このあたりを走行したことはないが、普段仕事で通行している千葉と神奈川県を繋ぐアクアラインの橋の上では横風で結構難儀した覚えがある。

 いざ橋の上に差しかかると、明らかに風の影響で横にクルマが押しやられ、ハンドルの修正を余儀なくされた。それでも、これまでの経験に比べると、あまり怖さを感じることがないのは、比較的穏やかな動きで安定しているから。このあたり、もちろんクルマのボディや足まわりの影響が大きいと思うけれど、タイヤも関係していそうだ。

乾ひかりのヨコハマタイヤ・ブルーアース試乗リポート

 そして明石大橋を渡ったところで1日目は終了。ブルーアースGTの快適さのおかげでリラックスしてここまで運転してくることができた。淡路島の景色と夕日に癒され、明日のドライブに備える。

乾ひかりのヨコハマタイヤ・ブルーアース試乗リポート

 2日目は淡路島から出発し、徳島県を目指す。

 淡路島を縦断するとついに大鳴門橋へ。人生初の四国は目の前だ。ワクワクしながら目の前に迫る徳島県の景色を眺めつつドライブ。クルマとタイヤがもたらす安心感ゆえか、いつもよりも運転にも余裕がある感じ。


新着情報