【試乗】ダイナミックシールドで迫力のルックス! 新型三菱eKクロスは軽らしからぬ力強い走りを披露 (1/3ページ)

デリカD:5譲りの迫力あるフロントマスクに注目

 三菱自動車が軽自動車eKシリーズをフルモデルチェジし試乗する機会を得られたのでレポートしよう。今回のフルモデルチェンジでeKシリーズは「eKワゴン」と「eKクロス」の2系列となった。どちらもハイルーフに4ドアを組み合わせたハイトワゴンスタイルなのだが、「ekワゴン」は実用車としての位置づけが明確化されたのに対し「eKクロス」は三菱が得意とするSUV系テイストを盛り込んだ遊び心にも溢れた仕上がりとなっている。そこで今回は「eKクロス」のターボ仕様とノンターボの4WDモデル2タイプに試乗することにした。

eKクロス

 まずはターボの「T」だ。シリーズの最上級に位置し「プレミアムパッケージ」の豪華な内装・装備が奢られた魅力的なモデルだ。eKクロス

 外観的な特徴は、三菱独自の「ダイナミックシールド」デザインが採用されたフロントフェイスだ。デリカD:5に初採用され話題となっている縦型配置のLEDヘッドライトを装備。大胆なラジエターグリルデザインとのバランスはD:5より自然で完成度が高い。おそらく誰の目にも「カッコいい」と映り、D:5譲りの「逞しさ」をも感じ取れるだろう。

 この縦型LEDヘッドライトは上下3段階に区切られていて上2段がロービーム。最下段3段目がハイビームとして機能する。ヘッドライトユニットの上には独立したドライビングライトが配され、さらにバンパー下部にはフォグランプも設置されているので、全灯点灯させるとなかなか迫力があり視認性を高めながら周囲に存在感を示せている。eKクロス


中谷明彦 NAKAYA AKIHIKO

レーシングドライバー/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

中谷明彦
愛車
マツダCX-5 AWD
趣味
海外巡り
好きな有名人
クリント・イーストウッド、ニキ・ラウダ

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