家でくつろぐようにクルマを買う! シトロエンがC3の特別仕様車とシトロエニストカフェをお披露目

エスプレッソを提供する日本初のシトロエニストカフェも披露

 プジョー・シトロエン・ジャポン(PCJ)は2019年6月12日、東京都中央区・シトロエン中央ショールームでプレス発表会を開催した。

 発表会では6月10日に登場したばかりの、フランスのファッションブランド「セントジェームス」とコラボレーションした特別仕様車「C3×セントジェームス」の実車を展示するとともに、日本で初登場となる「シトロエニストカフェ」を紹介。

シトロエンC3

 発表会の冒頭、PCJのクリストフ・プレヴォ社長が挨拶に立った。今年シトロエンブランドが100年を迎えるにあたり、オリジナル企画を打ち出したいと考えていたという。「新型C3は旧モデルに比べて月あたり平均販売台数が約3倍に拡大している」という人気ぶりから、C3に特別仕様車を追加することになった。

シトロエンC3

 創業130年を迎えるフランスのファッションブランド「セント・ジェームス」とのコラボレーションについては「ともに周年を迎えることや、お互いにフランスのクラフトマンシップを持っていることから、服やクルマを通じてフランスのシンプルさやエレガントさを強調していくという企画に至った」という。

 ユーザーに向けては「着心地も良く、乗り心地も良い。エレガントで便利、これこそが、日本のお客様に向けて我々がアピールしたかったエスプリだ。C3×セントジェームスでこれらを感じてもらいたい」と語った。

 また、セントジェームス日本総代理店であるウェッソンの細貝昭夫代表取締役CEOも登壇。

「専門分野は違うが、シトロエンとセントジェームスはともにフランスの文化と伝統を継承し、クリエーションに優れ、高い技術力を持つフランスを代表する製造業だ。C3でのコラボレーションのパートナーに選んでもらえたことを名誉に、誇りに思っている」と感謝を述べた。また、「このあと1台購入申込書にサインをしてから、帰ろうと思っています」と会場の笑いを誘っていた。

シトロエンC3

 続いてマイクを握ったPCJマーケティング部 シトロエン プロダクトマネージャーである水谷昌弘さんは「現行のC3は発売から約2年が経過した現在でも、発売初期の勢いが衰えていない」と日本市場におけるC3の人気度を紹介。

 C3が多くのユーザーに選ばれる理由は「ドライブトレインと乗り心地の良さ」の2つだと語る。インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーにも選ばれたベンチマークのエンジンや、6速オートマチックトランスミッションのスムースで心地よい運転、室内の快適性やシートの心地よさなどがポイントになっているとのことだ。

シトロエンC3

 今回、新たにショールーム内に設置された「シトロエニストカフェ」。オレンジの壁面で彩られたカジュアルな雰囲気のカフェで、エスプレッソなどを提供する。すでにフランスのディーラーでは導入されているが、フランス国外の店舗としては初めてで、また、これだけの広さを有するカフェは初とのことだ。

シトロエンC3

 また、このショールームは「ラ・メゾン」をテーマに掲げる。日本語では「家」の意味であり、「ディーラーをネゴシエーションの場としてではなく、自宅や友人宅でくつろぐように過ごして欲しい」(PCJディーラー開発グループマネージャーの神保潮さん)という思いが込められているという。

シトロエンC3

 今週末の2019年6月15(土)、16日(日)には、玉川タカシマヤでC3×セントジェームスポップアップストアを展開するほか、全国のシトロエンディーラーでC3×セントジェームスのデビューフェアを開催する。


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