最新車は買えないがデートを盛り上げたい金欠男子必見! 一周回ってオシャレな中古国産車5選 (2/2ページ)

やっと時代が追いついた! 今見るとおしゃれに見えるSUV

3)ダイハツ・ミゼットⅡ

 さらに、もっとインパクトを求めるのなら、ダイハツ・ミゼットⅡで決まりです。2人乗りのピックアップトラックで、ピョコンと飛び出た丸目のライトやサイドミラーが、とってもレトロでキュート。まるでペット感覚で乗れるクルマです。

おしゃれなクルマ

 荷台の部分に屋根がついたカーゴタイプもあるので、荷物をたくさん積んでアウトドアデート、なんてことも可能。乗り心地の悪さや騒がしいノイズなどはご愛嬌ですが、発売当初のキャッチコピーが「ふたりで飼おう。」だったことからも、カップルがペットを飼うように愛着を持って乗って欲しい、という想いが込められたクルマです。アットホームな雰囲気の彼女に喜ばれるかもしれないですね。

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4)日産ラシーン

 さて、お次はいくら金欠でもトレンドのSUVを狙いたい、という男子にはまず、日産ラシーンを。コンパクトサイズで、ブルーやグリーン、イエローといったパステルカラーが当時は女性ファンもつかみ、今でも「ラシーンが欲しかった」という女性が多いほどです。

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 全車4WDですが、あまりオフロードをガンガン走る、という感じではなく、ちょっとゆる~い雰囲気なところも若い世代には抵抗なく乗りやすい要素ではないでしょうか。

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 インテリアはチェック柄のファブリックシートが多く、お部屋みたいな雰囲気でくつろげそうですね。ラゲッジは最近では珍しくなりましたが、ゲートが上下にパカッと開くタイプです。荷物も通常のコンパクトカーよりはたっぷり積めますので、アクティブなレジャーデートにもぴったりですね。

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5)ホンダ・エレメント

 最後にご紹介するのは、2003年に発売された当時はこの魅力が理解されず、2年ほどで姿を消してしまった「早すぎた名車」こと、ホンダ・エレメント。アメリカでデザインされ、アメリカで生産されて、日本に逆輸入車として販売されていたコンパクトSUVです。

おしゃれなクルマ

 ガッツリとホイールハウスが盛り上がったマッチョなボディといい、わざと樹脂パーツを使ったワイルドな雰囲気といい、今また新車で販売したら人気が出そうな感じですよね。しかも、前後ドアの間に邪魔な柱がなく、ガバッと左右に開く観音扉タイプ。乗り降りもしやすいです。

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 ラゲッジはラシーン同様、ゲートが上下に開くタイプで、こちらは天井も高いので背の高い観葉植物なども余裕で積めそう。アウトドアデートはもちろん、アウトレットなどで買い物三昧のデートなどにも重宝しそうですね。

 というわけで、1周まわってオシャレなクルマたち、いかがでしたでしょうか。年式は古くても、今見たらまた魅力的なクルマはけっこうあるんですよね。

 ほかにも日産パオなど、まだまだご紹介したいクルマもあるのですが、すでに希少価値が上がってプレミア価格になってしまったクルマも多いです。

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 フィガロやラシーンも程度が極上のモデルは価格がガーンと上がっているので、もしビビッときた人は、手が届く今のうちに買っておくことをオススメします。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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