保証期間を目安にすれば基本的には問題なし
そして裏ワザ的な目安が、バッテリーの保証期間だ。購入する際や売り場で確認してみてほしいのだが、必ずパッケージには明記されていて、バッテリーの場合はメーカーやタイプによって性能がバラバラだからか、結構大きく表示されていたりする。
これを目安にするのがひとつの手だ。バッテリーに限らず、保証期間というのはメーカーからすると「普通に使っていれば問題ない期間」となる。つまり車両などほかの部分に問題がなければだが、少なくとも保証期間はもつことになる。
さらにご存じのように、保証期間が過ぎるとすぐにダメになることないわけで、余裕を見ても保証期間の1.5倍を交換の目安とすれば寿命を迎えることはないだろう。
ちなみに日本車の場合、次第にスターターが弱ってくるなど、前兆がわかりやすいが、輸入車用のバッテリーは電流が高いなどの理由から、突然寿命を迎えることが多いので注意が必要だ。
実際のところは保証期間を念頭に入れておいて、バッテリー液の点検補充や端子の点検など基本的なことは行い、定期的にインジケータを確認しつつ、車検時にはテスターで計測するのがベストだろう。