ホンダ・モデューロXの実力に参加者もびっくり! Modulo体感試乗会 in 富山 (1/2ページ)

ドリキンこと土屋圭市さんが自信をもつ足まわり

「モデューロ(Modulo)」というブランドをご存じだろうか? ホンダファンは当然のことながら、クルマ好きも多くの人が知っている、ホンダ純正アクセサリーを手がけるホンダアクセスのもつパーツブランドだ。日本最高峰のツーリングカーレース、スーパーGTにもModulo Drago CORSEチームが参戦しているので、その知名度は高い。

 そしてじつは今、メーカーそのものであったり、深い繋がりをもつワークスブランドなどが、リリースするコンプリートカーが増えている。ホンダアクセスが作り出す「モデューロX」シリーズもそのひとつだ。

モデューロX

 その第1弾は、2013年1月に登場したN-BOX モデューロX。その中身は単なるドレスアップなどではなく、風洞実験を経て開発されたエアロパーツ、専用開発のローダウンサスペンションが装備されるなど、シッカリと走りを追求したモデルとなっている。その後第2弾としてN-ONEが続き、ステップワゴン、フリード、S660とリリースされてきた。すべてにおいて共通しているのは、日常領域での走りの質感の高さとスポーティさだ。それもそのはず、アドバイザーとして開発に携わっているのは、WEB CARTOPでもお馴染み、ドリキンこと土屋圭市さんである。

モデューロX

 クルマのセッティングには妥協しない土屋さん。モデューロXはとにかく走り込んで作っているという。

「目指しているのは、ひと言で言えば『ワンランク上のホンダ』。それを数年かけて作ってるんだよね。だからある意味採算度外視かな(笑)。これじゃ「X」の名を付けられないってボツになることもあるぐらいだよ」とのことだ。

 ワンランク上ということを具体的に聞いてみた。「まず街乗りありき。乗っていて不快じゃしょうがない。だからしなやか、それでいてスポーティ、そんな足まわりだよ。それからバランスだよね。コンプリートカーがゆえにエアロと足を協調して作り込んでるから完成度が高い」。

モデューロX

 そんなモデューロX。当然気になる人は多いだろうが、なかなかシッカリと性能をチェックできるような試乗場所で走ることは難しく、ましてやノーマルと比べるチャンスはなかなかない。

 そこでホンダアクセスはモデューロXの魅力を伝えるべく、今回富山県のおわらサーキットにて試乗会を開催。ハイブリッド追加に合わせて改良が加えられたステップワゴン モデューロXとノーマルの公道比較試乗、サーキット内でのS660モデューロX試乗という内容だ。さらには土屋さん、スーパーGT GT300クラスに参戦するModulo Drago CORSEの代表兼レーシングドライバー、道上 龍選手によるS660モデューロXの同乗試乗も実施された。

モデューロX


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