「オラオラ顔」全盛時代のオアシス! アオる気も失せる「癒し顔」クルマ5選 (1/2ページ)

コンパクトサイズにはイカつさゼロの癒し顔が多し!

 ドライブをしていると、あっちからもこっちからも睨まれている気がする! なんて、ちょっと威圧感を感じてしまうくらい、最近は顔がイカついクルマが多いですよね。ミニバンやSUV、軽自動車といった、数多く売れているカテゴリーのクルマたちがこぞってオラオラ系のフロントマスクにシフトしてしまったのも、そうした状況を作っている要因と言えるでしょう。

 技術的にも、LEDヘッドライトの採用が進んだことで、従来より薄型で切れ長なデザインのライトが増えたことや、フロントグリルやバンパーの部分にレーダーやセンサーを埋め込んだり、衝突した時に歩行者を保護するための空間を確保したり、といったさまざまな要因で、フロントマスクが昔より分厚くなっているのもイカつい顔が多い理由かもしれません。

 とはいえ、このストレス社会を生き抜く私たちには、虚勢も必要ですが癒しはもっと必要ですよね~。イカつい顔に睨まれてばっかりじゃイヤ、という人もきっと多いはず。そこで今回は、眺めてヘいるだけでヘロヘロ~と身体中の力が抜けていくような、癒し顔のクルマたちをご紹介したいと思います。

1)ダイハツ・ムーヴキャンバス

 まずは、ちょっとレトロな雰囲気とペットみたいなフレンドリーさで癒される女子続出の、ダイハツ・ムーヴキャンバス。ミントグリーンやブルーといったパステル系カラーとホワイトルーフのツートーンが、大きすぎないハイトワゴンボディにとても似合っていて、まさにペット感覚で愛車にしたい軽自動車なんです。

 搭載エンジンも自然吸気しかないので、高速道路をビュンビュンと飛ばすよりは、街中をの~んびりと走るのに向いているタイプ。そんなライフスタイルそのものがもう、癒し系ですよね。

2)スズキ・クロスビー

 お次はちょっとレトロなところはムーヴキャンバスと似ていますが、こちらは眺めているだけでワハハと笑顔になってしまいそうな元気をくれるクロスオーバーSUV、スズキ・クロスビー。とにかくフロントマスクが、どこから見ても「ニッコリ顔」なんですよね。ポップなカラーコーディネートや、SUVなのにちょっとコロンとしたリアスタイルも、アニメっぽくて癒されます。

 ボディサイズが全長約3.7mとコンパクトなので、どこでもスイスイと走り回れる手軽さも、余計なストレスを消してくれそうですよね。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

新着情報