【国沢光宏がWRCに挑戦】ついに開幕ラリードイツ2019! 新人編集部員が初めてのWRCで見た光景とは (2/2ページ)

ドライバーと観客の距離が近い! ラリー会場の魅力

 国沢さんと別れてからは、それぞれのブースを見て回ることに。ワークスチームのサービスパークには、競技車両の帰還に合わせて人が続々と集まってきた。

 サービスパークはドライバーとメカニックが相談しながら車両の調整をしている姿を直接見ることができる場所。プライベートチームのサービスパークではドライバーやスタッフに話しかけている観客の姿も。こうしたドライバーやコ・ドライバーとファンとの距離の近さがラリーの魅力なのだと感じた。

WRC

 競技車両だけでなく、展示車両や応援する観客に向けた応援グッズの配布などもサービスパークで行なっている。また、公式グッズの販売や軽食などもサービスパークのそばにブースを構えており、昼間からビールを楽しむ観客たちの姿も見られた。WRC

 スタートセレモニーは夕方から。1台ずつステージに呼ばれて意気込みを聞かれ、大勢の観客の前を通過する。なかにはドイツ国旗や選手の出身国の国旗を持った人もいて、ドライバーが手を出してくれることもあり、会場内のボルテージは徐々に高まっていく。

 TOYOTA GAZOO Racingのオット・タナック選手などは声援も大きく、ドイツでの人気の高さを肌で感じることができた。WRカーから順にクラス別で紹介され、国沢さんも登壇。しっかりと英語でアピールし、暖かい声援が送られていた。WRC

 SS1は19時過ぎからスタート。こちらは日の落ちる時間が遅く、まだまだ明るかったが、暑さはだいぶ和らいで過ごしやすい。リエゾン(移動区間)でサービスパークまで戻ってくる国沢さんを出迎えたところで、1日目は終了。

次回は国沢さんのフィエスタR2がブドウ畑を颯爽と駆け抜ける! SS2からSS7までが行われる2日目の模様もお楽しみに!


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