人気コンパクトSUV「トヨタC-HR」がマイナーチェンジ! 走りを際立たせるGR SPORTも新設定

GR SPORTはボディ剛性をアップさせるなど走りを際立たせた

 トヨタ自動車は、人気コンパクトSUV「C-HR」をマイナーチェンジした。安全装備を充実させたほか、1.2Lターボ車に6速MT搭載モデルを追加。さらに、TOYOTA GAZOO Racingが手掛けるGR SPORTをラインアップに加えた。

 エクステリアデザインは、スタイリッシュさをさらにアップ。ワイドスタンスを強調させるため、エアインテークを左右に拡大させ、フォグランプをエアインテーク上部に配置させている。

 ヘッドライトはGグレードシリーズとGR SPORTシリーズ向けに、長く伸びるLEDクリアランスランプをデイライトとウインカーの切り替え式とした。さらに、テールランプはウインカー作動時に内側から外側へ流れるシーケンシャルタイプとなる。Sグレードシリーズは、パラボラ式LEDヘッドライトを採用する。

 1.2Lターボ車(FF)には、変速やスムースな発進をサポートしてくれる6速インテリジェントMT車を設定。ターボエンジンの気持ちよい走りを、自らの手で操りながら楽しめる。

 安全装備は、駐車時に静止物を検知し衝突被害を軽減するインテリジェントクリアランスソナー、後退時に接近する車両との衝突を防ぐリヤクロストラフィックオートブレーキ、車両を上から見ているかのように映像を映し出すパノラミックビューモニターなどをオプション設定した。

 また、ディスプレイオーディオと車載通信機を標準装備し、コネクティッドサービスを受けられる。スマートデバイスリンクに対応したTCスマホナビや音楽・ラジオアプリなどをディスプレイに表示させてコントロールが可能に。Apple CarPlayやAndroid Autoもオプションで用意される。

 ボディカラーはエモーショナルレッドII、オレンジメタリックなど新色8色を含む全16色を設定。内装はオーキッドブラウンを新たに用意した。

 また、SならびにS-Tグレードをベースに、GR SPORTを設定した。過酷なレースで得たノウハウを注ぎ込んで仕立てるGRシリーズのなかで、もっともライトにスポーツドライブを楽しみたいひとに向けたのがGR SPORTだ。フロントフロアの下に専用のトンネルブレースを追加。さらに専用チューニングのサスペンションや電動パワーステアリングを備える。

 他のGR SPORTと同様の専用エアロパーツをはじめ、19インチアルミホイールなどを装着。インテリアもGRシリーズ専用の本革巻き小径3本スポークステアリング、専用スポーティシートなどを装備している。


新着情報