【試乗】マツダCX-30は美しさだけじゃない! 抜群の走りやすさと使い勝手で日本の道にピッタリ (1/2ページ)

【試乗】マツダCX-30は美しさだけじゃない! 抜群の走りやすさと使い勝手で日本の道にピッタリ

日本市場にぴったりのサイズとパッケージ

 今、勢いに乗るマツダ最新のクロスオーバーSUVが、「世界でもっとも美しいクロスオーバーSUVを目指した」というCX-30だ。車格的にはCX-5とCX-3の中間に位置し、ベースはマツダ最新のコンパクトハッチバック&セダンのマツダ3。しかし、マツダ3よりも全長、ホイールベースを短縮し、全高を1540mmに抑えた(ルーフアンテナも廃し、ガラスアンテナを採用)、じつに日本の路上にジャストな全長4395×全幅1795×全高1540mm、ホイールベース2655mmとしている。つまり、立体駐車場の入庫も容易ということだ。

マツダCX-30の試乗

 シャープな折れ線を持たないエクステリアデザインはマツダ3の延長線上にあるが、ボディサイドの写り込みの変化は、マツダ3とまったく逆の方向にある。黒い樹脂製のクラッティングはあえて幅広として、ボディを薄く見せるのと同時に、タフネスなSUVらしさを強調している。

マツダCX-30の試乗

 パワーユニットは1.8リッタークリーンディーゼルのスカイアクティブD(116馬力/27.5kg-m)、および2リッターガソリンのスカイアクティブG(156馬力/20.3kg-m)が揃い、ミッションは6速ATを基本に、ガソリン車には6速MTも用意する。今後、うわさのガソリン車とクリーンディーゼルのいいとこ取りをした次世代ガソリンエンジンのスカイアクティブXも加わる予定だ。

マツダCX-30の試乗

 最低地上高は2WD、4WDともに175mm。マツダ3が140mm、CX-3が160mm、CX-5が210mmということで、スタックの脱出性能を高める「オフロードトラクションアシスト」の新規採用もあり、都市型クロスオーバーモデルとはいえ、悪路や雪道の走破性にもぬかりはない。

マツダCX-30の試乗

 CX-30の特筆すべきハイライトが、フル・コネクティビリティを初採用したこと。これはトヨタに次ぐもので、KDDIのSIMを全グレードに標準装備(要契約で開通)。マツダエマージェンシーコール=SOSコール(エアバッグ展開時、追突事故時には自動通報、任意の通報もOK)、マツダアドバイスコール=オペレーターサービスが、3年間無料で利用できる。さらにスマホのMy Mazdaアプリを利用することで、ドアロックのし忘れや、ハザードランプの付け忘れなどを、たとえ地球の裏側からでも、スマホの通信が可能な限り、遠隔操作できるのだから便利だ。なお、スマホとの連動で最大11項目ものサービスが利用できるという。ぐるなびや食べログのデータ(MAP)をCX-30のナビに転送することも可能だ。

マツダCX-30の試乗

 パッケージ的にはマツダ3より全長、ホイールベースともに短いこともあり、CX-5よりCX-3に近いものの、後席の居住スペースは身長172cmの筆者のドライビングポジション背後で、頭上に120mm、ひざまわりに120mmのスペースを確保。決して広々とはしていないが、CX-3の同105mm、90mmより余裕がある(CX-5は同155mm、190mm)。CX-3に装備されない後席エアコン吹き出し口も完備し、大柄な人でなければ、窮屈感は感じずに済み、空調環境も文句なしのはずである。

マツダCX-30の試乗

 ラゲッジスペースは開口部地上高730mm、開口部段差100mm。フロア奥行き890mm、フロア幅1000mmと十二分(CX-3は同780、1000mm)。CX-5に対して約30リットル少ないだけという容量を確保している。開口部に段差があるのが、重い荷物の出し入れ、大型犬などペットの乗降時に不利だが、開口部段差を小さくするボード(純正アクセサリー)を用意してくれる可能性もあるという。

マツダCX-30の試乗

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