クルマの「ながらスマホ」が12月1日から厳罰化! 知っておきたいその中身 (2/2ページ)

携帯電話の使用で交通の危険を生じさせた場合は即免停!

 それではどのくらい厳罰化されたかというと、まず、運転中に携帯電話を使用(保持)していた時点で6カ月以下の懲役または10万円以下の罰金の罰則(従来は5万円以下の罰金のみ)となり、違反点数も3点(従来は1点)となる。また、反則金も普通車で1万8千円(従来は6千円)と大幅にアップしている。

 そして、携帯電話使用等により交通の危険を生じさせた場合は、1年以下の懲役または30万円以下の罰金(従来は3か月以下の懲役または5万円以下の罰金)で、違反点数は即、免許停止となる6点(従来は2点)、反則金扱いではなくなり、上記の罰則(刑事罰)が適用されることになったのだ。

 つまり、罰則や違反点数などが軒並み3倍以上の厳しいものとなったというわけだが、前述のように重大事故に繋がりやすい行為なだけに当然と言えば当然と言える。もちろん、スマホだけでなく、ガラケーやナビ、モニターなどの注視によって起こった事故も対象になるので、くれぐれも運転中は運転をすることに意識を集中し、不幸な事故が起きないように心がけていただきたいところだ。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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