女性編集部員2人がヨコハマのスタッドレスをドライで試す! サマータイヤばりの快適さに衝撃 (1/2ページ)

女性編集部員2人がヨコハマのスタッドレスをドライで試す! サマータイヤばりの快適さに衝撃

静かで安定してる! 想像を大きく上まわる乗り心地にオドロキ

 日々クルマの最新情報をお届けするために全国津々浦々、取材へと飛び回っているWEB CARTOP編集部。雪の知らせも届きはじめたこの時期、編集部の駐車場には悪路にも強いSUVミニバンの三菱デリカD:5が鎮座している。この先の季節を考えると、スタッドレスタイヤの装着が必要だ。ではこのクルマに合うタイヤは何か? 検討した結果、編集部が選んだのはヨコハマの最新モデル「iceGUARD SUV G075」だ。

WEB CARTOP編集部員の乾ひかりと篠田英里夏がヨコハマ「iceGUAD SUV G075」を試す

 同メーカー「iceGUARD 6」にもこのクルマに合うサイズがあり、どちらが良いかメーカーに相談すると、「iceGUARD SUV G075」はよりSUVに特化していて、車重のあるクルマや本格SUVなどに合っているとのこと。また「iceGUARD 6」はより氷に強く、「iceGUARD SUV G075」はより深雪に対応しているという特徴があるそうだ。よくゲレンデに行く人や、よりハードに使いたい場合には「iceGUARD SUV G075」が向いている、とも聞いた。

 このクルマは車重が1980kgあるうえに北海道に取材に行く予定もすでにいくつか決まっているため、「iceGUARD SUV G075」が相応しいだろう、という決断に至った。

WEB CARTOP編集部員の乾ひかりと篠田英里夏がヨコハマ「iceGUAD SUV G075」を試す

 スタッドレスというと氷雪路での性能に注目しがちだが、冬だからといってつねに雪上、氷上を走るわけではなく、非降雪地域に住んでいる場合はむしろ舗装路を走行する機会のほうが多い。そのため乾燥路でいかに安全に、快適に乗れるかどうかはスタッドレスにとって雪道性能と同じぐらい重要なポイントだ。

「二人でデリカD:5のタイヤをG075に交換してきて。ついでにナラシもやって……あ、そのあと、遠出の取材があったでしょ? タイヤの評価も教えて」。編集長から若手女性編集部員の乾と篠田に指令が下った。

 無事にタイヤ交換を終え、G075を市街地、高速道路、ワインディングで試す。スタッドレスタイヤでの走行にはあまり慣れていない2人だがその結果やいかに? インプレッションをお届けしよう。

■女性編集部員 乾ひかり

WEB CARTOP編集部員の乾ひかりと篠田英里夏がヨコハマ「iceGUAD SUV G075」を試す

 いままでにスタッドレスタイヤを履いたクルマを運転した経験は、市街地に買い物に出かける程度。長距離移動や高速走行、ましてやワインディングなど走ったことなどなかった。

 私のスタッドレスタイヤのイメージといえば、サマータイヤよりも柔らかいためフニャフニャとした乗り心地でコーナリングではタイヤがつぶれる感覚があり、制動距離は長く、特有のロードノイズがするなどといったもの。

 目の前にすると思った以上に車体が大きいデリカD:5の迫力も相まって、今回のドライブは少しばかり不安だった。「スタッドレスタイヤを履いたクルマは運転したことがないんですけど大丈夫ですかね……」と篠田も不安の表情を浮かべる。

 タイヤ交換を終え、G075を足もとに纏ったデリカD:5のステアリングを握り市街地へと繰り出す。するとその乗り心地は拍子抜けするほどタイヤ交換前と変わらなかった。過去、ほかのスタッドレスタイヤにはハンドルを切ると何テンポか遅れてクルマが曲がる感覚を覚えたことがあったが、このタイヤはステアリング操作に対してのクルマの動きが自然だ。

WEB CARTOP編集部員の乾ひかりと篠田英里夏がヨコハマ「iceGUAD SUV G075」を試す

 乗るほどに不安も解消され、いよいよ高速道路へ。速度を上げても市街地で感じた印象を裏切ることなく、走りは安定。合流や車線変更の際も切りだしの反応に遅れがなく、車線変更を終えた瞬間の揺り戻しも見られないなど、サマータイヤを履いていたときのそれとほとんど変わらなかった。

 そして驚いたのがトレッドパターンからは想像できないほどロードノイズが小さかったこと。これまで経験したどのスタッドレスタイヤより、不快な音が少ない。静粛性と走りの安心感が相まって篠田との会話も盛り上がり、あっという間にワインディングに到着した。

 いくらタイヤの性能が良くてもさすがに不安な動きが生じるのでは……ともっとも危惧していたワインディングでは、十分にマージンをとってコーナー手前でいつもより早めにブレーキを踏む。しかしその気持ちとは裏腹にクルマはペダルワークに対して素早く反応。そしてコーナリングではハンドル操作に対して思った通りのラインをトレースする。クルマにも安定感があり、気付いたらいつもどおりのペースで走りを楽しんでいた。

WEB CARTOP編集部員の乾ひかりと篠田英里夏がヨコハマ「iceGUAD SUV G075」を試す

 ドライバーチェンジすると最初は躊躇していた篠田もすぐに慣れ、目を三角にして制限速度いっぱいで走りを楽しんでいた。少なくともMTのスポーツモデルを愛車に持つ私たちふたりが、不満に感じるようなタイヤの特性ではないということだ。

 全体を通してこのスタッドレスは、普通に流して走行している限り、サマータイヤに限りなく近いフィーリングを持っていると感じた。オーナーはみな愛車の運転感覚に慣れているだろう。そのためスタッドレスタイヤに変えてもいつもと感覚が変わらず、余計な神経を使わずに済むことは、安全や疲労軽減に繋がるはずだ。

 出発前はきっとこのドライブを終えた頃にはかなり疲れている、と予想していたが、試乗後の疲労感は少なくなく、帰社後の仕事が捗ったのもG075の性能の恩恵だろう。

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