【地域によって異なる?】信号が変わるタイミングや青の長さは誰がどのように決めているのか (2/2ページ)

間隔は「信号制御の三大要素」で決まる

 公益財団法人日本交通管理技術協会によると、こうした「現示」は「サイクル」「スプリット」「オフセット」の、信号制御の三大要素で決まるという。

サイクル:青→黄→赤の順に表示が変わるその一巡する時間のこと。50秒~140秒が基準で、交差点が大きく交通量が多いほど長く設定される

スプリット:1サイクルの時間のうち一方向に割り当てられる信号時間の配分のこと。例えば交通量の多い主要道路側が60%、交差する細い道側が40%といった具合になる

オフセット:隣接する交差点間の青信号が始まる時間にずれを持たせることで、交通量の多い道を走るクルマが、なるべく赤信号に引っかからないように走れるようにするために作られる「ずれ」

 これらを上手く組み合わせることで、交通事故の防止とスムースな走行を確保するのが、信号機の役割なのだが、あちらを立てればこちらが立たずというジレンマもあり、なかなか誰もが満足できる信号のタイミングを作り出すのは容易ではない……。

 AIや信号機のセンサー、カメラ、その他を統合して、より効率的な信号システムへの進化を目指しているところだが、流れを優先するか、事故防止を優先するか、歩行者を優先するかでも、プログラムが変わってくるので一筋縄ではいかないところ。

 ちなみに黄色信号の長さにも地域に差があり、関東地方の黄色信号は比較的短いとされている(全国平均は3~4秒)。

 いずれにせよ、理想の信号のタイミングになるのにはまだまだ時間がかかりそうだが、たとえ赤信号にちょくちょく引っかかってしまったとしてもイライラせずに、一息入れてタイミングをずらしたりするなどして、安全運転をキープしよう。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

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