【増税など厳しい話題だらけの旧車に久々の朗報!】日産のボディパネル生産技術「対向式ダイレス成形」が画期的なワケ (1/2ページ)

【増税など厳しい話題だらけの旧車に久々の朗報!】日産のボディパネル生産技術「対向式ダイレス成形」が画期的なワケ

R32スカイラインGT-Rのパネルを再生産!

 日産が2019年10月に発表したのが、「対向式ダイレス成形」というボディパネルの生産方法。金型が不要で少量生産が可能というのが特徴で、旧車のボディパネル向きとされる技術だ。今回の技術でR32のGT-Rのパネルを再生産するとして、一部マニアから大きな注目を浴びた。

 発表時はその製法に注目した記事が多かったが、いま改めて旧車業界の事情とともにポイントを整理してみた。まず旧車におけるボディパネルだが、これは製造中止になるのが早いパーツだ。保管に手間と場所がかかるというのが大きな理由で、金型は会社の財産として税金がかかるという事情もある。それゆえ、ボディパネルは内装パーツやゴム類とともに、旧車維持に困るパーツのひとつだ。あっても、オークションなどで高額取引されていたりする。

日産の「対向式ダイレス成形」はなぜ凄いのか

 また、職人さんが叩いて作ればいいのではという声もあるが、いまや叩ける板金職人は絶滅寸前。もしいたとしても、時間がかかり、それは費用に跳ね返ってくる。プレミアムなビンテージカーならそれでもいいだろうが、いわゆる旧車趣味の車種だとかなりきつい。

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