【ワイパーは新しいのになぜ?】クルマのワイパーの「ビビリ」の原因と対策 (2/2ページ)

ワイパーも撥水タイプのものにすると改善されるケースもある

 ガラスとゴムの相性が合わない場合はワイパー自体を別のものにするしかないが、フロントガラスに撥水剤を塗ったことでビビる場合は、ワイパーも撥水タイプのものにしてみるのは手だ。撥水被膜と撥水ワイパーの組み合わせということで、滑りがよくなる可能性がある。

 そして最近目にするグラファイトワイパーというのもじつはビビリ対策のためのもので、グラファイトとは黒鉛のこと。ゴムの表面に黒い粉が付けられていて動きを滑らかにする効果がある。これは固体潤滑という技術を使用しているもので、鉛筆の芯を削って粉末にしたものでも同様の効果あるし(すぐに落ちてしまうが)、ドライモリブデンのスプレーが手に入るなら、それをゴム表面に塗っておくのも滑りをよくしてくれる。

 とにかく、ウインドウとゴムのアタリや相性の問題なので、そこに対して地道に対策をしていくしかないのがビビリ解消法と言っていい。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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