JAFの出動理由で2位になるほど多い! タイヤがパンクしたときに止めるべき場所とその後の対処法とは (2/2ページ)

知識や技術があっても路上の場合はロードサービスを待つ!

安全な場所を見つけ、クルマを止めることができたら、JAFもしくは自動車保険のロードサービスに連絡をして救援を待つ。JAF会員であれば、修理して再利用できるタイヤならその場でパンク修理を行ってもらえる(無料!)。

また、一般道の路上や、高速道路の非常駐車帯に止まった場合は、道路緊急ダイヤル(#9910)へ連絡することも忘れずに。

スペアタイヤへの交換あるいはパンク修理キットを使っての対応ぐらい自分でできるという人も、路上でひとり作業をするのは危険なので、JAFやロードサービスの救援を待つことをオススメする。とくに夜間はアブナイので、個人での作業は最後の手段と考えよう。

また、自分でスペアタイヤに交換したとしても、パンクしたタイヤは後日パンク修理が必要で、当然有料。またパンク修理剤を使ってしまうと、応急処置にはなるが、そのタイヤはきちんとした修理ができなくなり、原則として再利用不可となるので不経済だ。

いま、ほとんどの自動車保険にロードサービスは付いているはずだが、保険のロードサービスもない、JAFの会員でもない、という人は、自分でスペアタイヤに交換するか、パンク修理キットを使うしかない……

ちなみに、JAFは非会員でも救援作業を有料で行ってもらえる(タイヤ11万3330円)。救援現場で入会することもできるが、会員特典が有効になるのは翌日から! やはり、いざというときに備え、JAFの会員、もしくは保険のロードサービスだけは入っておきたい。

いずれにせよ、パンクをしたときに一番重要なのは、とにかく安全な場所まで移動すること。パンクしたタイヤで走り続けると、「タイヤがダメになる」「ホイールが傷つく」といった可能性もゼロではないが、路上に止まって追突されたりする危険の方が大問題。安全第一で、コストは二の次で行動することが肝心だ。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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