対向車からパッシングも! 安全性を高めるクルマの「デイライト」の意外な落とし穴 (2/2ページ)

- 名前:
- 近藤暁史
- 肩書き:
- -
- 現在の愛車:
- フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
- 趣味:
- レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
- 好きな有名人:
- 遠藤ミチロウ、岡江久美子
どちらもメリットは自車の位置をアピールすることでの事故防止で、警察によればスイッチを入れる(スイッチがあるタイプに限る)という動作が安全意識を高めるとのこと。そんなに大げさではないと思うが、いずれにしても点けないよりは点けたほうが、事故防止という点では有用だろう。
北米の一部ではヘッドライトが強制点灯だし、佐川急便が以前発表していたデータでも昼間にライトを点けることで事故が減ったという結果が出ていた。
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もちろんデメリットもあって、電気を使うので、わずかとはいえ燃費が悪化するということ。さらに強制点灯になっているオートバイとの見分けがつきにくくなるという意見もある。
また、最近のLED式にあるようなエンジンをかけると自動で点くようなものはエンジンを切れば消えるのでいいが、スモールやヘッドランプをデイライトとして使う場合、バルブの寿命が短くなったり、消し忘れにより、エンジンを切った後も点いたままになる可能性がある。その際はバッテリーが上がってしまうことも考えられる。
また、意外なデメリットとしては、消し忘れと思われて他車からパッシングされる(教えてくれる)というものも少ないがある。