最近のクルマであっても機械である以上故障することはある
最近のクルマは壊れないと言われるし、実際にそういう傾向はあるだろう。最低限のメンテさえしていれば、廃車になるまで大きな故障に見舞われることになかったなんていうのも珍しくない。しかしアタリ外れもあるし、使用環境によってもダメージをうけることがある。機械である以上、絶対に壊れるわけではないのも事実だ。今回は2000年以降の比較的新しいクルマに起こったあり得ない故障を紹介しよう。
1)雨が漏れてくる
これは比較的多いほうで、ガラスまわりのシール不良やゴム類の取り付け不良など原因はさまざま。リペアも簡単ではあるが、問題は原因を究明し辛いことで、走っているときに窓を開けるなどして負圧がかからないと水が出てこないことも多く、停止状態では再現されないので手間と時間がかかる。
2)ウォーターポンプが飛んだ
正確には回しているプーリーが取れたというもの。部品の精度が悪かったのか、冷却水の管理が悪かったのかは不明だが、一歩間違えばオーバーヒートでエンジンはオシャカ。
3)デフが落ちた
雪国で走っていたワンボックス。非降雪地帯に中古で流れてきたのを安いからと喜んで買ったら、下まわりが融雪剤でグサグサ。デフのマウントはただ吊っているだけなのでダメージを受けやすく、とくにボロボロ。
走っているうちにゴトンと凄い音がしたと思ったら走行不能に。後ろに回って下を見たら、デフが地面に落ちていた。しかもサスペンションもブラブラだったのだが、下まわりまで確認しないで買ったのがアダとなったし、販売店も安いのはそういうことと取り合わず。
4)ドアノブがもげた
某メーカーでけっこう起こっているのがこちら。軽量化のしすぎのようで、持って引っ張ったらもげてしまうとのこと。