ドアノブがもげた! デフが落ちた!! 2000年代の国産車でも実際に起きた信じられない故障7選 (2/2ページ)

設計上の問題や内部の素材がよくないことで起きることも

5)リヤフェンダーが腐る

 ボディパネルが腐るなんて旧車じゃあるまいしと思うが、ちょっと前の某メーカーのあるジャンルで起こっているという。設計のミスで水がたまりやすいようだが、軽量化も関係しているようだ。

6)クラッチが切れなくなった

 内部の素材が悪かったようで、ペダルを踏んだらそのままズボっと奥まで入ったまま戻らず。もちろんクラッチも切れなくなって立ち往生。

7)水温が上がらない

 オーバーヒートの逆のオーバークールが多発。原因究明は簡単で、サーモスタットの不具合。弁が閉まりきらずに冷却水が回りっぱなしになって、冷えすぎになっていた。パーツの不良というのはかなり割合が低くなっているが、なくはない。

 以上、国産車に限って集めてみたが、輸入車ではもっと悲惨なことに。某国の2ペダルMTはしばらくすると確実にガタガタに。また別の国の直噴エンジンもトラブルが増えていて、やっぱり革新的なものはリスクもあるんだなと、シミジミ。

おまけ

 筆者の愛車は社外の安いHIDキットに交換。いわゆる中華製で、いくつも付けていて、とくに問題はこれまで起こらなかった。それがある日、昼間だったがトンネルでライトを点灯。その後、消して走っているとボンネットの先あたりから煙が。雨の日だったので暖かくなったボンネットからの湯気かと思ったが、最近のクルマはそんなことはなし。

 しばらく走っても消えないし、なんだか臭くなってきたので、止めて点検するとなんと燃えている! ショートして焦げているとかレベルではなく、メラメラと炎も出ていて、一歩間違えば大惨事になりかねなかった。自販機で水を買ってきて、かけたらすぐに消えたのでよかったが、最近は品質もよくなったなどと油断してはダメと痛感させられた。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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