キープコンセプトに見えて大幅進化! 新型スズキ・ハスラーの内外装をチェック (1/4ページ)

【Exterior】独特の個性にタフ&ワイルドなイメージをプラス

 丸型ヘッドライトにスクエアボディという、ひと目でハスラーとわかる個性的なスタイリングで登場。デザインとしては、フロントフードを高くしてルーフエンドを後方に伸ばすことで、ボクシーさと立体感が強調され、クロスオーバーSUVらしい「タフ感」がさらに引き上げられた印象だ。フェンダーをスクエア形状とし、樹脂製のオーバーフェンダーに大径タイヤを装着。最低地上高も確保されており、オフロード走行にも十分対応する。

 ボディカラーのバリエーションはSUVらしい設定で、全11色のうち、2トーン専用カラーを6色用意。アクティブイエローなど3色にはホワイトルーフを、デニムブルーメタリックなど3色にはガンメタリックルーフを設定している。

 軽自動車ということもあり、スリーサイズに関しては全長・全幅については従来型車と同じ。全高のみ+15mmとなる。ホイールベースは+35mmで、ルーフを後方に延長するとともにバックドアの傾斜角を立てることで室内空間を拡大している。ドアはサッシュドアからプレスドアになり、リヤクォーターウインドウを備える6ライトキャビンとなった。

 ヘッドライトは丸型を採用。X系ではオートレベリング機構付きLED、G系ではマニュアルレベリング機構付きハロゲンランプとなる。X系ではポジションランプ(リング形状)とフォグランプ(G系には非装備)もLEDとなっている。

 リヤコンビランプのレンズはクリアタイプでベゼルはシルバー。テールランプは赤い部分全体が点灯。上部にウインカーランプ、下部にリバースランプが配置され、中央部がブレーキランプとして点灯する。発光体はすべてバルブ式だ。

 ボディカラーには6タイプの2トーン仕様を設定。ボディカラーに応じて、ホワイトまたはガンメタリックのルーフ色が組み合わされる。リヤクォーターウインドウ部分のルーフ色は幌馬車の幌をイメージさせる。

 デュアルカメラブレーキサポートを全車に標準装備。また、後退時ブレーキサポートや後方誤発進抑制機能のための超音波センサーをリヤバンパーに備える。全方位モニター装着車ではフロント/サイド/リヤにカメラを装備する。

 タイヤ&ホイールは15インチサイズ。X系はアルミホイールを標準装備。G系のスチールホイールはガンメタリックが標準で、2トーン仕様のホワイトルーフはホイールもホワイトとなる。


新着情報