「チョイ乗り」当然「長距離」勝負! 運転して疲労の少ないファーストカー「軽自動車」ランキングTOP5 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■軽自動車を購入する際、足としての使いやすさとロングドライブの快適性のどちらを重視するかが迷いどころだ

■しかし現在どちらの性能にも長けたモデルが存在する

■おすすめモデルをランキング形式で紹介する

コスパ重視で軽自動車をファーストカーとして選べる!

 ファミリーがファーストカーとして軽自動車を選ぶ場合には、ご近所でのチョイ乗りをメインに考えて、アシがわりにガンガン使えることを優先するか、回数は少なくても旅行などでロングドライブをする際の快適性を重視するのか、悩むところですよね。チョイ乗りが多い奥様と、遠出をしたいご主人とで、意見が食い違うというのもよく聞く話です。

 でもちょっと待ってください。それなら、どちらも満足できる軽自動車を選べばいいですよね? 今なら探せばあるんです、そんな欲張りな軽自動車が。でも、価格が高すぎるのもNGということで、今回は買い物から遠出まで、運転していて疲れない軽自動車をコスパランキングでご紹介したいと思います。

5位 ダイハツ・ミライース

 まず第5位は、燃費の良さとコスパは最強! ダイハツ・ミライースです。ベーシックなセダンタイプの軽自動車で、ダイハツのエコ技術が満載となっているのですが、2017年のフルモデルチェンジの際に「Dモノコック」と呼ばれる軽量高剛性シャシーの採用や、シートの快適性の見直し、足まわり部品に上級なものを採用するなど、かなり走りと快適性がアップしているんです。

 実際、私はミライースで東京〜京都を1日で走ったことがありますが、一般道でのキビキビと軽快な走りに加え、高速道路でもスムースで、ノンターボエンジンとは思えないほど。自分の手足のように操れる感覚なので、疲労感が少ないのだと実感しました。実燃費がJC08モードのカタログ数値とほぼ同じだったのにも驚きました。これが車両価格85万8000円〜というのがすごいですよね。ただし、快適性を優先するなら足まわりの部品などが上級になる「Gリミテッド SAⅢ」124万8500円がオススメです。

4位 スズキ・ワゴンR

 第4位は、マイルドハイブリッド搭載で静粛性と上質感がものすごい、スズキ・ワゴンR。自然吸気エンジン、ターボエンジン、自然吸気エンジンのマイルドハイブリッド、ターボエンジンのマイルドハイブリッドとさまざまなタイプがそろいますが、ファーストカーとして選ぶなら断然、ターボ+マイルドハイブリッドのスティングレー「ハイブリッドT」ですね。

 もう、一般道では出足からのモリモリとした余裕が軽自動車とは思えないほど。高速道路でもその余裕は続き、1.0リッターエンジンくらいのコンパクトカーとも遜色ないほどです。乗り心地にもしっとりとした上級感とフラット感があって、後席の人も快適。価格はハイブリッドTが165万3300円とややお高めにはなりますので、もしここまでのパワーはいらないかな、と思ったら自然吸気エンジンの「ハイブリッドFX」なら、128万400円から手に入ります。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

新着情報