メルセデスAMG 35シリーズ最新作はGLB! 306馬力を発揮する高性能SUVの予約受付が開始

サーキット走行で役立つ機能なども標準装備

 メルセデス・ベンツ日本は、本格SUV「GLB」に公道でのパフォーマンスを高めた高性能モデル「メルセデスAMG GLB 35 4MATIC」を設定。予約注文の受け付けを開始した。なお、納車は1月末ごろを予定している。メーカー希望小売価格(税込み)は、737万円。

 GLBは2020年6月にデビューした、メルセデス・ベンツSUVラインアップの最新モデル。Gクラス譲りの堅牢なデザインと高い悪路走破性を持ちながら、取り回しのしやすいボディサイズを実現している。

 今回のGLB 35は、メルセデスAMG 35シリーズとして6番目のモデルとなる。パワートレインは最高出力306馬力、最大トルク400N・mを発揮する2リッター直4ターボエンジン「M260」を搭載。低回転域での力強さ、中高回転域での気持ち良い加速感を両立させるため、ツインスクロールターボや可変バルブリフトシステム「カムトロニック」を採用している。

 8速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、素早いシフトアップでダイナミックかつ気持ち良い加速感を実現した。また、自動制御フラップを備えたAMGエグゾーストシステムなど走りを際立たせる装備が与えられた。

 高性能エンジンのパワーを確実に路面へ伝えるため、四輪駆動システム「AMG 4MATIC」を搭載。トルクの前後配分は走行状況に応じて連続可変制御され、前後100:0から50:50までの範囲で変化する。また、5つのドライブモードが用意されている。快適かつ低燃費を追求するコンフォート、車両のパフォーマンスを引き出すスポーツ&スポーツプラス、滑りやすい路面を安全に走れるよう制御するスリッパリー、各項目を任意で設定できるインディビジュアルだ。さらに、ESP制御などをベーシックとアドバンストのふたつから選択できるAMGダイナミクスも用意されている。

 足まわりはフロントにマクファーソンストラット、リヤはマルチリンクを採用。AMGライドコントロールが標準となり、走行状況に合わせて3つのモードから最適な制御を選択できる。ブレーキはフロントに新型モノブロック対向4ピストンキャリパー&350mmディスク、リヤは1ピストンフローティングキャリパー&330mmディスクを搭載。ディスクはドリルドベンチレーテッドとなり、過酷な使用状況でも高い対フェード性能をもたせた。なお、キャリパーはシルバーペイント仕上げとなり、ブラックのAMGロゴがデザインされている。

 エクステリアデザインは、AMGラインをベースに仕立てている。フロントには下側の幅が広く、縦にルーバーの入ったAMG専用ラジエターグリルを採用。リヤはクローム仕立ての円形デュアルエグゾーストエンドにより、高性能を際立たせたスタイリングに。AMGらしさ際立つスタイリングとなっている。

 インテリアはコックピットディスプレイにスーパースポーツも含めたAMG専用となる表示スタイルを3つ選択可能。さらに、オプションとなるAMGパフォーマンスパッケージを選択すれば、フラットボトム型ナッパレザー/DINAMICAの「AMGパフォーマンスステアリング」が装備される。そのほか、サーキット走行時の車速や加速度を80件以上記録できる、AMGトラックペースも装備する。ラップタイムや区間タイムを表示させることも可能で、サーキット走行時に役立つ機能となっている。

※一部写真は欧州仕様です。


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