「音量」と「速さ」は関係ある? レーシングカーが「うるさい」ワケ (1/2ページ)

「音量」と「速さ」は関係ある? レーシングカーが「うるさい」ワケ

エンジン音は高回転まで回れば回るほど周波数は高くなる!

 サーキットに行って、レーシングカーが奏でるエキゾーストノート(「エキゾーストの音」ではない!)が聞こえてくると、心が弾んでくる人も多いだろう。

 市販車の音量規制は年々厳しくなっているので、レーシングカーのサウンドはより際立って聞こえる。

 もっとも、レーシングカーといえども、音量は無制限ではなく、JAF公認レースの場合、最大音量は測定距離3mの場合120dB(A)以下と規定されている(詳細は各カテゴリーによって異なる)。

 ではなぜ、レーシングカーの排気音量は大きいのか。

1)エンジンがチューニングされているため

 レース用のエンジンは、高性能化を図るためにチューニングされている。

 エンジンを高性能化するためには、吸排気系のチューンやターボのブーストアップ、あるいは排気量アップで吸入空気量を増やしたうえで、燃焼効率を向上させるのが基本。エンジンの力強さはトルクで決まり、トルクは爆発力で決まるので、チューニングした結果、爆発力が増せば、その音量も大きくなる。

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 また、1気筒1回の爆発でのトルクが同じでも、高回転化し、1分間の総爆発回転数が増えれば馬力もアップする。エンジン音は高回転まで回れば回るほど周波数は高くなるし、爆発力が増せば音圧は大きくなる。高周波数×大ボリュームは、“いい音”のセオリーなので、レーシングカーのエンジン音は迫力があって、カッコいいということになる。

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