手放し運転可能な「2.0」があるのになぜ? 話題の日産ノートが「普通の」プロパイロットを採用したワケ (1/2ページ)

手放し運転可能な「2.0」があるのになぜ? 話題の日産ノートが「普通の」プロパイロットを採用したワケ

従来のプロパイロットとは異なる進化した機能を持ち合わせている

 日産がスカイラインで実現したのが、ハンズフリー運転を可能にし、従来のACCに足りなかったカーブ、料金所、速度制限標識まで認識するプロパイロット2.0である。2016年にセレナで初採用されたプロパイロット(1.0)はその後、エクストレイル、デイズ、ルークスなど日産の多くのクルマに幅広く採用されている高速道路同一車線運転支援技術だが、最新のノートに最高峰のプロパイロット2.0は採用されていない。

 その理由は、やはりコスト。プロパイロット2.0はそれ自体でも50万円はする先進装備であり、なおかつ、高精度地図を用いるため、プロパイロットを稼働させるために必要な日産コネクトサービス(日産コネクトナビの装備が必須)の料金に加え、高精度地図の利用料金と合わせ、年間1万6000円(プロパイロット2.0登場時)もの出費が必要になる。

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 一方、新型ノートに用意されたプロパイロットは、じつは従来のプロパイロットとは異なる、プロパイロット”1.5”というべき進化した機能を持ち合わせている。その進化した機能とは「ナビリンク機能付き」という点。日産コネクトナビのサービスと連動する、工場装着のメーカーオプションである(カメラ×1、レーダー×1、ソナー×8/アラウンドビューモニターなしの場合)。

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 既存のプロパイロットの性能を、コネクティッド技術と連携したものであり、プロパイロット1.0では不可能だった、標識認識、GPSによるカーブ減速支援が可能となり、さらに高速道路渋滞時の停止保持時間が約3秒から約30秒に拡大されているのだ。

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