ワンミスの「代償」はますます大きく! 先進化で壊すと「多大な出費」を覚悟すべきクルマのパーツ5つ (1/2ページ)

電動化によって手間が増えた側面も

 クルマ自体の価格もそうだが、修理代金も高騰するばかりだ。人手不足による人件費や部品代の高騰など、要因はさまざま。理由はどうであれ、財布への負担は増すばかりだ。最近高くなってきたものもあれば、もともと予想以上に費用や手間がかかる修理もあるため、それらをまとめてみた。

1)ドアミラー

 当て逃げされることもあるし、自分でぶつけて破損しやすいドアミラー。ドア自体が歪んでいなければ、一見すると単純に取り替えればいいように思えるが、じつは電動化によって中身はけっこうギチギチ。さらに最近はウインカーも仕込まれていたり、側方を見るカメラや他車の接近を警告するためのインジケータまで入っていることもあるので、これを丸ごと交換するとなると費用はかなりのものとなる。またボディ同色の場合、塗装代も加わることになる。

2)スライドドア

 今や軽自動車にも普通に付いているスライドドア。しかも電動も当たり前で、まず横からぶつけられると、修復はボディパネルだけでなく、中のレールや駆動部分などにも及び、高額になりがち。さらにあまり知られていないが、内部の部品が経年劣化によってスライド不能となり、修理に大きな手間がかかる。構造はメーカーによるあまり違いはなく、長く使っていると結構な頻度で発生するので要注意だ。工夫すれば安く直せることも多いが、一般的にはアッセンブリー交換となる。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
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レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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