250万円以下で「別世界」が味わえる! 女性にこそ乗って欲しい「超絶オシャレ」輸入車7選 (2/2ページ)

インテリアや走りの良さに定評があるモデルも存在

5)ルノー・ルーテシア

 5台目は、昨年末にフルモデルチェンジをして、オシャレで上質感たっぷりのデザインに進化したルノー・ルーテシア。236万円から購入できます。上位グレードには先進の運転支援システムも充実していて、市街地からロングドライブまで、安心感も高まりました。

 そしてルノーといえば、シートのすわり心地の良さや、長時間の運転でも疲れにくいことに定評があるのですが、コンパクトカーのルーテシアもそれは優秀。腰痛持ちさんにも愛されているクルマです。

6)フィアット・パンダ

 6台目は、名前からして女子に響きそうなフィアット・パンダ。224万円で購入できます。全長3.5mほどと小さなボディですが、室内は後席のスペースも十分にあり、子育て中の女性にもぴったり。国産車のように気の利いた便利装備はあまりついてないんですが、0.9リッターの2気筒エンジンも元気よく走り、小まわりもよく効きます。

 通常は2WDモデルですが、ときおり4WDモデルが限定車として発売されることがあり、現在はクロスオーバーSUVタイプに仕立てた「パンダクロス4×4」が限定で発売中。

7)プジョー208

 7台目は、2020-2021年度のインポート・カー・オブ・ザ・イヤーにも輝き、大人気となっているプジョー208。329万9000円から購入できます。ライオンのエンブレムを持つプジョーらしく、カギ爪や牙のようなヘッドライトが印象的な、動物っぽいフロントマスクがオシャレなデザイン。

 インテリアでも、スイッチ類がカギ爪のようなトグルスイッチになっていたり、運転席のメーターに文字が浮かび上がるような3D-iコクピットを採用していたり、先進的でモダンな空間です。

 そしてカーブを曲がるときの、まるでリヤタイヤが路面に吸い付くような粘りのあるコーナリングは、昔から「ネコ足」と呼ばれてきたプジョーらしい美点のひとつ。これがすごく気持ちよくて、ついつい長く走ってしまった、なんて人も多いんです。ドライブが大好きな女性にぴったりだと思います。

 ということで、250万円以下で買える輸入車をご紹介しましたが、予想以上にいろいろありますよね。とにかくデザインのオシャレさや、日本人にはない発想のインテリア、自分でちゃんと操っている感覚が味わえる走りなど、輸入車の魅力はこの価格でもしっかり手に入るモデルばかりです。

 輸入車は初めてという人も、どのメーカーも購入後のアフターケアはしっかりサポート体制が整っていますので、安心して輸入車の世界に飛び込んでみてほしいと思います。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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