新型ミニ登場！より個性的な外観と安全運転支援システムを充実させて魅力アップ

個性的なルックスはさらに磨きをかけて進化！

　ビー・エム・ダブリューは、個性的なルックスで人気のハッチバック「MINI」の3ドア、5ドア、コンバーチブルの新型モデルを発表し発売した。新型は、複雑さを削ぎ落として、極限まで純粋にミニのもつ個性を際立たせることをコンセプトに、内外装を仕立てている。

　ミニを象徴する特徴的なヘッドライトはLED化して全車標準装備に。同時にフロントグリルは大型化し、これまでフォグランプを配置していたバンパー下部に新しくエアカーテンを採用。エアロダイナミクスとデザイン性を両立させながら進化させた。

　バンパー中央部は従来のブラックカラーからボディ同色に変更。新しくなったフロントマスクのデザインのアクセントになっている。サイドスカットルも新デザインとなり、サイドビューをさらに洗練させてスポーティさを際立たせた。

　ボディカラーは、ルーフトップグレーメタリック、アイランドブルーメタリック、ゼスティーイエローソリッド（コンバーチブル専用色）の3色を新たに追加。さらに、業界初となるマルチトーンルーフが採用されている。これはグラデーションデザインを用いたもので、車両前部は深みのあるソールブルー、中央部分に移動するにつれて明るいパーリーアクアを、そして後方部分には濃い色のジェットブラックを、徐々に変化させるというグラデーションカラーとなっている。

　各々の塗料が乾ききる前に塗り重ねるウェットオンウェット塗装という技術が用いられているという。1台ずつ塗装するためそれぞれで表情が異なるため、このルーフを選択することで唯一無二の存在となることで、ミニブランドのコンセプトのひとつである「カスタマイズ性」を表現している。

　インテリアは、タッチ操作可能な8.8インチワイドカラーのセンターディスプレイが全車標準装備に。さらに、デジタル表示となるマルチディスプレイメーターパネルも標準化（ONEを除く全車）され、モダンな雰囲気に。表示方法はドライバーの気分に応じて変化させることができ、ブルーを基調とした落ち着きのあるラウンジモード、ゴーカートフィーリングを視覚的にも演出するスポーツモードが用意されている。

　また、オプション装備である新しいアンビエントライトを選択すると、インテリアサーフェスやドアトリムの下などにLEDライトが装備され、室内を囲むように各モードに合わせて呼応したカラーが点灯する。

　そのほか、レザーステアリングは全車標準装備となり、インテリアサーフェスは中央のエアコン吹出口を取り込んだ一体型デザインに刷新。全体的にモダンな雰囲気をアップさせるデザインとなった。

　ミニを購入する際、よりわかりやすく情報収集が可能となるよう「トリム」と呼ぶ新しいデザインパッケージが設けられた。これにより、全世界統一でシンプルなオプションラインへと刷新している。もっともシンプルな「エッセンシャルトリム」、ミニの伝統ある個性が際立つ「クラシックトリム」、スポーティ志向が高い「ジョンクーパーワークストリム」、ミニユアーズの上質な装備を盛り込んだ「ミニユアーズトリム」の4種類を用意。このトリムをベースに、自分好みの装備を選択することで、さらに自分好みの仕様へ仕立てることが可能だ。

　もちろん、最新の安全運転支援システムも搭載する。なかでもアクティブクルーズコントロールは、ミニ3ドア/5ドア、コンバーチブルとして初めてストップ＆ゴー機能が装備された。また、ミニブランドとしてレーンディパーチャーウォーニングを初搭載するほか、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキを標準装備する。

　そして、高性能モデルであるジョンクーパーワークスも用意する。3ドアとコンバーチブルに設定され、エクステリアデザインもよりスポーティに刷新。ラジエーターグリルを囲む六角形フレーム部分は変更され、バンパー下部のエアインテークまで取り囲む形状としたことで、存在感を高めている。

　サイドスカットルには、ターンインジケーターの上部分にジョンクーパーワークスの象徴であるレッドのアクセントカラーをプラス。ミニジョンクーパーワークスのロゴが一緒にデザインされる。リヤバンパー下部は、従来の六角形メッシュ形状を減らし、凹凸のないフラットなパーツを組み合わせて、メリハリあるアグレッシブなデザインとしている。