「美」のためには「運転中」も努力! なんとクルマでできるダイエットが存在した (1/2ページ)

クルマの運転は脚がむくみやすい!

 ムシムシと暑い日が多くなり、半袖の服を着ることが多くなりましたね。夏に向けて、どんどん露出の多いファッションになってくると、がぜん気になってくるのがダイエット! 「夏までになんとかボディラインを引き締めたい」と焦っている人も多いのではないでしょうか。

 でも、ジョギングなどの運動をするまとまった時間はあんまり取れないし、そもそも運動は苦手だし……。電車通勤なら階段の上り下りなどでカロリー消費が期待できそうだけど、私はクルマ通勤だし。となると、もうこれしかありません。クルマに乗りながらのダイエットです。今回は、「車内にいる時間をダイエットに有効に使えたらいいのに」と願う人のためのダイエット方法をご紹介したいと思います。

 まず最初は、女性のための車生活マガジン「beecar(ビーカー)」を主宰し、ゆるトレ講師&カーライフアドバイザーとして数々の女性の悩みに答えている鈴木珠美さんに、運転中の小休止のタイミングでできる、むくみ改善セルフマッサージを教えてもらいました。

「同じ姿勢が続く車内は血の巡りが悪くなることから、脚がむくみやすい環境がそろっています。むくみを感じたら筋肉を動かすことが一番。筋肉は動作を生み出すだけでなく縮んだり伸びたりする『筋ポンプ作用』によって、心臓から送られた血液を全身に届けて、また心臓に戻す役割をしています。同じ姿勢が続く運転姿勢は筋肉を動かさないのでこのポンプ作用が働きにくくなり、血の巡りが悪くなるのです。これが”足は第二の心臓”といわれているゆえん。むくみを感じたら筋肉を動かすことが改善のコツです」と鈴木さん。

 駐車場に停めて、シートに座ったまま行うことができる簡単なセルフマッサージは、足首近くの裏側、ふくらはぎを両手でつかみ、足首を上下に動かします。徐々にふくらはぎをつかむ手を上へずらしていき、その都度、足首を上下に動かします。

 次に外へ出て、足を腰幅に開き、つま先立ちしたらかかとを下します。これを10〜20回繰り返しましょう。この動作だけでも、血液循環を高めることが可能です。

 また階段の上り下りでは1段抜かしで行ったり、大股で歩くなど、脚全体を動かすような動作も効果的。ダイエットの敵であるむくみを取り、下半身の血の巡りを良くすることは、疲れにくい体、太りにくい体を目指す一歩につながるとのことです。

 これはすぐにでも取り入れたいですね。『beecar』では、ドライブの小休止にストレッチ&緩やかな筋トレをすることで、酸素、血の巡りがよくなって眠気が解消され、集中力を取り戻すことができ、安全運転にもつながるという「ドライブストレッチ」を推奨しているそう。今年夏ごろから「ドライブストレッチプロジェクト」をスタートする予定とのことなので、ぜひチェックしてほしいと思います。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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