世知辛い世の中ゆえのアイテムか? 「法定速度で走っています」や「BABY IN CAR」などクルマのステッカー6つの意味と効果 (2/2ページ)

「鬼滅」の波はクルマ用ステッカーにも!

「Dog in Car」

 これもよく見かける表示のひとつ。ご丁寧に犬種がわかるタイプを貼っている人も多い。愛犬家が見ると微笑ましい気持ちになったり、シンパシーを感じることもあるが、それ以外の効果や目的は???? 愛犬家アピールためのグッズということで(ちなみに犬を運転席で抱きながら運転するのは違法になる)。

「全集中で運転しています」

 これは流行のアレです。表示の有無にかかわらず、ぜひ全集中で運転し続けてほしいものです。

「この車は法定速度で走っています」

「ゆっくり走ります」「お先にどうぞ」という意味で貼られているもので、配達のトラックなどによく貼られている。

 趣旨はわかるし、法令遵守するのは正しいことだが、前方は開けていて、後ろにはクルマが数珠つなぎになっているようなときは、積極的に道を譲ってくれるとみんなが助かる!?

 これらの表示は、心が広く、思いやりのあるドライバーが多ければ基本的にいらないものだと思われるが、実際は自分本位のドライバーが多いのも現実。

 お互いもっと上手にコミュニケーションをとって、ギスギスした関係にならないよう気をつけたい。
気の短い人はアンガーコントロールを身につけ、ゆっくり・のんびり派の人は、周囲の流れを滞らせないよう十分配慮する車社会に向かって欲しい。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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