アルファベットと数字で「クルマの中身」がマル裸! 意外と知らない「ドイツ御三家」の車名の意味 (1/3ページ)

一見デタラメな文字の羅列のようだが明確なルールがある
日本メーカーの場合、一部に例外はあるが、レクサスとマツダを除く全社が、車名にカタカナの造語(でない場合もあるが)を使用しているが、メルセデス・ベンツとBMW、アウディのドイツプレミアム御三家は、「Sクラス」や「X7」、「A8」のように、アルファベットや数字を記号として用いた車名を基本的に採用している。そしてその名付けには一定のルールが存在している。ここでは各メーカーのネーミングルールを解説する。
1)メルセデス・ベンツ
メルセデス・ベンツの場合、セダン/ワゴン/クーペ/カブリオレ系モデルの車名は、小さい方から「A」、「B」、「C」、「E」、「S」に「クラス」が付く。GクラスとVクラスもこのタイプだ。
しかしアルファベットが2文字以上になると「クラス」は付かない。「SL」や「CLS」、「GLE」、「EQC」などがこれに当たる。メルセデスAMG GTも同様だ。