SUV全盛のいまでも北米で生き残る日本のセダン! フォードは撤退するも「売れる」トヨタ&ホンダの戦略 (1/2ページ)

アメリカのクルマの「ド真ん中」に大きな変化

 アメ車と聞いて、あなたはどんなクルマをイメージするだろうか。V8エンジンを轟かせるシェルビーチューンのマスタングや、HEMIエンジン搭載のダッジ・チャレンジャーだろうか。それとも、日本でもすっかりお馴染みとなったSUVの本家本元として、シボレー・サバーバンなどのフルサイズSUVかもしれない。

 ところがアメリカ人にとって、アメリカで販売されているクルマのド真ん中にあるのは、長年に渡りC/Dセグメントセダンであった。

 Cセグメント、Dセグメントとは、グローバルで見ると中型、または中型よりやや大きい乗用車に属する区分である。

 これらふたつのセグメントへの対応車種は、90年代以降には車体やエンジン・トランスミッションを共通するモデルが多いことから、自動車メーカー各社は車両開発の内部資料などでC/Dセグメントという表記を使うようになった。

 とくにアメリカのC/Dセグメントは、市場でもっとも数多く売れる、いわゆるボリュームゾーンとされてきた。

 具体的なモデル名を挙げると、90年代は、トヨタ・カローラ、カムリ、ホンダ・シビック、アコード、フォード・フォーカス、トーラスが人気だった。こうしたアメリカ市場での常識が2000年代に入ると大きく変化した。SUV市場の拡大である。


桃田健史 MOMOTA KENJI

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