1つ換えると「あれもこれも」と交換必須! 楽しくも恐ろしいクルマの「チューニング沼」とは (2/2ページ)

マフラーだけ……のつもりが

3)吸排気系

 チューニングの第一歩として今も昔も人気なのがマフラー交換だろう。最近の車両では昔ほどマフラー交換でのパワーアップは見込めなくなってしまったが、サウンドが大きく変化する点などは“やった感”の大きなカスタマイズだろう。

 しかし、排気だけが効率がよくなってもバランスが崩れてしまうため、次は吸気系、つまりエアクリーナーまわりを交換したくなってしまう。

 そして一部のターボ車などでは吸排気系を高効率なものに交換することでブースト圧が向上するわけだが、最近モデルではブースト圧の上昇を異常と検知してセーフティモードに入ってしまう車両もあるため、それらを解消するパーツも購入したくなるなど、まさに沼となってしまうのである。

 このようにアレを交換したら次はコレ、というように次から次へと交換したくなってしまう沼ではあるが、ある程度完成形を脳内で描くことで、余計な出費を抑えることもできる。そのためにもプロと相談しながら、最終的にどんな1台に仕上げたいのかを相談してみてからスタートするのがオススメだ。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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