日本の便利さが特殊だった! ハッキリ言って「使いづらかった」欧米のカーナビ事情 (2/2ページ)

アメリカ人はガジェットに不器用?

 そんな感じのアメリカでは、カーナビが新車標準装備になったのは2000年代中盤以降だ。

 当時、カリフォルニア州トーランス市にあるホンダのアメリカ法人、アメリカンホンダのカーナビ担当者を取材した際、「アメリカでカーナビが標準装備化されるのにはあと10年近くかかるはず」というほど、アメリカでは組み込み式カーナビの需要が低かった。

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アキュラのクルマを運転する桃田健史さん画像はこちら

 その理由について、このカーナビ担当者は「日本人なら、説明書なしでも実際にカーナビを触ることで操作方法を覚えるが、アメリカ人の多くはそれができないから」と説明していた。

ナビの付いたアキュラ車画像はこちら

 よく、アメリカでカーナビ普及が遅れた件について、軍の重要機密が場所が多いからとか、治安が悪く盗難リスクが高いからなどの理由を挙げる人がいたが、実際のところ、前述にように地図を描かない文化の中で、カーナビが感覚的に馴染みにくかったのだと思う。

 こうした状況がスマートフォンの普及によって大きく変わり、欧米でも車載式のカーナビも普及していった。

欧州のミニに装着されたカーナビ画像はこちら

名前:
桃田健史
肩書き:
-
現在の愛車:
トヨタ・ハイエースキャンパーアルトピア―ノ等
趣味:
動物たちとのふれあい
好きな有名人:
聖徳太子(多くの人の声を同時にしっかり聞くという伝説があるので)

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