走りも外観もインテリアも徹底的にこだわった伝統の1台が新型に! レクサス 新型ESを発売 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■新型レクサスESを発売

■レクサスESは全世界80以上の国で累計278万台を販売したレクサスの基幹モデル

■インテリア・エクステリアの刷新だけでなく走行性能も大きく進化した

伝統の基幹モデルが全方位で進化!

 ESは、1989年にフラッグシップセダンLSとともに販売を開始し、これまでに80以上の国や地域において累計約278万台を販売してきたレクサスのラインアップの基幹モデルだ。

 今回発表の新型ESは、レクサスの原点である優れた静粛性と乗り心地の更なる向上を実現し、上質な快適性を磨き上げられてる。また、あらゆる走行シーンで減速、操舵、加速がシームレスに繋がる気持ち良さなど、ドライバーの意図に忠実でリニアな応答を追求しているのもポイントだ。

 具体的には、レクサス独自の手法により、リヤサスペンションメンバーブレースの剛性を高め、高速のレーンチェンジなどのシーンにおける操縦安定性を向上。加えて“F SPORT”に新型のアクチュエーターを用いた最新鋭のAVSを採用することにより、減衰力の低減や可変幅を拡大することで上質な乗り心地と操舵応答性の向上を両立。さらに、進化したLexus Safety System +などの先進安全技術を積極的に採用し、楽しい運転と快適な乗り心地を高次元で実現している。

 例えば、“F SPORT”に新型のアクチュエーターを用いた最新鋭のリニアソレノイド式AVSを採用し、油圧制御用ソレノイドのオイル流量制御バルブの流路を拡大。低減衰力にも対応させるとともに、減衰力の可変幅を拡大することで乗り味や快適性、操舵性を向上させている。

 リヤサスペンションメンバーブレースに関しては、従来まで1枚板による構造だったものから、2枚の板を合わせた構造に変更することで、剛性を向上。とくにねじりや曲げに対する剛性を高め、乗り心地を向上させるとともに、高速のレーンチェンジといったシーンにおいても、よりリニアで、ドライバーの意のままのドライビングフィールを実現させている。

 電子制御ブレーキシステムは、制御定数を変更し、ブレーキのコントロール性を向上。また、ペダルパッドの形状変更により、足裏との接触範囲を拡大という細かいところにまで手を入れている。さらにブレーキペダルのリンク構成内のブッシュ取り付け方法を見直し、ペダルの横方向の剛性感も向上させているという、まさにスポーツカーのようなこだわりようにも注目したい。

 もちろん、レクサスブランドの名に恥じないようにエクステリアもこだわり抜いている。従来型からフロントグリル、ヘッドランプの意匠を変更し、インテリアも新規開発の内装色モーヴを採用。より落ち着きのあるモダンな空間へと進化している。また、各操作系は操作する人間中心の考え方に基づいた配置や設計をしており、マルチメディアシステムをタッチディスプレイ化、スイッチをステアリング周辺に集約するなど、細部に至るまで操作性を向上させている。

 標準仕様のES300hに装備される17インチホイールは、スポーク端部を太くして切削光輝加工の質感を強調し、V字に重ね合わせることでスポーティな印象を付与。また、メーカーオプション設定される18インチホイールは、切削光輝加工とダークグレーメタリック塗装のコントラストが映える多軸スポークを採用し、高級感を演出しているのもESならでは。

 エクステリアカラーには、強い陰影により造形を際立たせるソニックイリジウムと、金属質感と高光沢を実現したソニッククロムを新規採用としている。


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