クルマに戻ったら「えくぼ」が! ほぼ泣き寝入りが現実の「ドアパンチ」の自衛手段とは (1/2ページ)

この記事をまとめると

◼︎右側に寄せて、隣のクルマの運転席ドアから自車の位置を離す

◼︎商業施設の場合は出入口より遠くに止めることで、隣にクルマをが来るのを避ける手もある

◼︎自衛のためにドアにモールを貼ったりするなどの対策も有効だ

「ドアパンチ」問題は泣き寝入りしかないのか?

 大切な愛車でショックが大きいのがドアパンチ。自分でこすったなどであれば、諦めもつくが、ただ止めておいて、気がついたらエクボ状の凹みが付いていたというのはかなりのショックだ。外で乗る以上、キズや凹みが付くのは仕方がないが、犯人は隣りに止めていた誰かだけに、なんとも諦めがつかなかったりする。ただ、ドアパンチをできるだけ防止することは可能なだけに、今回はその防止策を考えてみた。

 まずは駐車場選びだ。駐車場そのものとしては枠の配置に注目で、コインパーキングはとくに、駐車場によってバラバラ。なかには狭いところにできるだけたくさん止められるようにしたいからか、枠自体が狭くて隣同士にスペースがないところもけっこう多い。ベストは枠自体が大きいだけでなく、枠と枠の間にすき間が設けられているところがいい。

 止める際も少し右寄りに止めるようにする。自分がドアパンチをしてしまう可能性もあるので、大きく右に寄せる必要はないものの、運転席のドアでやられるのが普通であると考えて、右に少しずらして止める。つまり横のクルマの運転席のドアが位置する、左側に少し余裕をもたせるわけだ。もちろん右ハンドルが隣りにくる想定なので、左ハンドルの輸入車が止まっている場合は右に寄せる必要はない。ただ、助手席側やリヤドアでやられる可能性まで考え出すとキリがないのは事実。

 広い駐車場の場合、均等にみんなが止めることは基本的になくて、出入り口に近いほうに止める人が多い。もちろん同じように便利さを優先して止めると隣りに別のクルマがやってきて、ドアパンチされる可能性は高くなるので、離れたところに止めたほうがいい。ただ、最近はトナラーが多くて、運転に自信がなくてゆっくりと止めたいために、わざわざあまりクルマが止まっていない場所を好むので、いたちごっこだったりはする。そういう意味では、並んでいる枠の左端に止めると、確率を下げることはできる。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
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レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
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