「懐かしさ」や「先祖の力」狙いじゃない! 「復活車名」は「商標登録」で使いやすいからだった (2/2ページ)

車名復活の裏側には商標登録の問題も顕在する

 中国でのレビンはともかく、エアトレックやライフという車名を復活させることに、それほどの何かインパクトがあるのかと首を傾げた人もいることだろう。

 トヨタやホンダ、三菱がどのような背景で車名復活させているのかは別として、過去の車名を復活させることには、登録商標の問題もあるようだ。試行錯誤の末、新型車にふさわしい車名を思いついたとしても、そのものズバリが他社ですでに商標登録されていたり、車名発表後に、「ウチの商標に似ている」などと問題になることもある。そのようなリスクを避けるためにも、自社が商標登録しているすでに生産終了しているモデルの車名は使いやすく、消費者へのインパクトも期待できるのである。

 とくに中国では、日本のありとあらゆる商品名を片っ端から商標登録する企業などがあるとのこと。そのような国でリスク回避するためには、自社で確実に商標を持っている車名復活という選択が行われるひとつの背景となっているようである。

 過去モデルの車名ではなくとも、あらかじめ自社で商標登録している車名候補を使うと言ったことも当然あるようだ。自社が商標登録しているなかで車名検討していたら、新型車のイメージなどにピッタリなど、たまたま過去に使っていた車名に決まったということも多いようだ。

 ちなみにわれわが日常的に“車名”といっているものは、“通称名”というのが正式なものとなる。そして型式番号が正式車名となっている。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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