「暗い」だけじゃない! クルマの灯火類の「球切れ」は「危険」を招くトラブルだった

「暗い」だけじゃない! クルマの灯火類の「球切れ」は「危険」を招くトラブルだった

この記事をまとめると

■クルマのランプ類の電球切れは気が付きにくい

■視界が狭まるなど、放置は非常に危険

■考えられるリスクを解説する

場合によってはバイクと間違われることも!

 日常的に起こる可能性があるのが、ランプ類の電球切れ。ハロゲンはいつか確実に切れるのは皆さんもご存知だろうし、LEDやHIDにしても寿命が長いだけで、いつかは切れる(正確には暗くなる)。海外の場合はランプが切れると警告灯が点くようになっているものの、日本車は非採用。社外のLEDバルブに交換しても警告灯が点かないというメリットのようなものはあるが、基本的には切れると気が付きにくいし、気が付くのが遅いと危険なこともある。

 切れた場合、一番の危険はヘッドライトであれば前方が暗いということ。夜間の視野が狭まってしまうというのは、とくに郊外であれば危険だ。それゆえ、警察によって整備不良での違反を指摘されることもある。

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夜間の走行イメージ(フロント)画像はこちら

 そのほか、周囲の認知力の低下だ。自転車のヘッドライトがいい例だが、ライトにはこちらから周囲を照らすことで視界を確保するという目的と、まわりのクルマや人にこちらを認知させる目的のふたつがある。ランプが点かないと、ウインカーであればどちらに曲がるかわからないし、結果として突然曲がったということになってしまう。

ウインカーのイメージ画像はこちら

 また切れることで、ボディサイズが正しく認識されなくなる。スモールランプ、つまり車幅灯が点いていてもクルマによっては小さいので遠くからだと認識されにくいこともある。そのうえでヘッドライトが片側切れていると、1灯の乗り物、つまりバイクに間違われやすく、すれ違い時などに危険だったりする。

 リヤもしかりで、ブレーキランプが切れていれば非常に危険。テールランプの場合は、ナンバー灯が点いているとはいえ、一見するとどんなクルマか直ぐに判断できないこともある。自動車というのは左右対称に光るものという認識(法律的にも)で、片側しか点いていないというのは見る者にとっても非常に違和感がある状態になってしまう。

夜間の走行イメージ(リヤ)画像はこちら

 最初に紹介したように、国産車ではランプ切れの警告灯が付いていないので、自分で点検したりして気が付くしかない。その昔は、信号で止まった隣のクルマが教えてくれたりしたが、最近ではそのようなことも減った。

 運行前点検でも項目に入っているが、実際のところはひとりだとなかなかむずかしい。信号で止まったときに前のクルマのボディを左右ちゃんと照らしているか。リヤもルームミラーで映り込みなどで確認しつつ、ブレーキを踏むとさらに赤くなるかなどをたまにでいいので、意識して行うといいだろう。

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