300万円以下なのになんだこのセンスは! 乗り手の格まで上がりそうな「オシャレの塊」クルマ5台 (2/2ページ)

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クルマは「値段」じゃない。魅惑の雰囲気を漂わせるクルマ

3)ホンダN-ONE

 3台目は、初代からほとんどデザインが変わらなかったことが、何より「愛されている」証とも思える、ホンダN-ONE。ホンダ初の乗用車「N360」の「人を中心に考えたクルマのカタチを線でつないだ無駄のないシルエット」といったデザインや使い勝手の思想を引き継ぐ、いわば普遍的な存在のコンパクトカーとなっています。

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 2代目は軽自動車初のデイタイムランニングランプを採用するなど先進性が磨かれていますが、やはりペットのように愛着が湧く、人懐こそうなフロントマスクは健在。お金に余裕がある人があえて選んでいるような、生活のゆとりを感じさせてくれます。

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 また2代目は、「オリジナル」「プレミアム」という2グレードのほかに、6速MTを設定したスポーティモデルの「RS」も登場して、街中をMTで走って楽しみたい人にもぴったりのモデルとなっています。

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4)日産ノートオーラ

 4台目は、大人の自立した女性をイメージさせる、中谷美紀さんのCMでもお馴染みのニッサン・ノートオーラ。

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 通常のノートとはボディサイズまで変わっているとはいえ、一見するとなかなか見分けがつきにくいデザインではあるのですが、インテリアを見るとその印象がガラリ。インパネやドアインナーだけでなく、センターコンソールまでツィード調のファブリックだったり、上質な木目調のパネルがあしらわれていたり、メッキ装飾が控えめに使われて全体を引き締めていたり、とてもセンスのよさを感じる空間です。

 まるでラウンジのような、しつらえのいいプライベート空間に、大型ディスプレイが2枚置かれていて、仕事ができそうな人のオフィスのようにも見えます。

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 そして見た目ではわかりにくいですが、シートに座るとその違いに感心。じつは内部のウレタン層の構造が3層になっていて、より身体を包み込むような座り心地になっているのです。e-POWERのシステムも限界までパワーアップしているので、走りは痛快かつ上質。いいものを知っているけど、決して周囲にそれをひけらかさない、「本物がわかる、奥ゆかしい人」という乗り手の人柄を感じさせるクルマです。

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5)シトロエンC3

 5台目は、豪華さはないしハイテクでもないけど、なぜか目を惹く魅力があり、乗っている人とすぐに友達になれそうな気がしてくるシトロエンC3。睨みつけるような威圧的なフロントマスクのクルマが多いなかで、C3のフロントマスクは思わず笑いかけてしまいそうなフレンドリーさでいっぱい。

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 コロンと丸い印象と、どこか頼もしそうな印象がうまくバランスしているボディは、オレンジなどの鮮やかな差し色が似合い、ポップでオシャレ。

 それはインテリアも同じで、上質という言葉はあまり当てはまらない代わりに、センスが良くて遊び心もあり、乗っている人の心を明るくさせるような印象です。走っても、独特の乗り味と快適性がうまくミックスしていて、特別な速さはなくても十分に気持ちがいいし、楽しいというのがC3。

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 日本車のように気の利いた快適装備もあまりないのに、乗っている人はまったく不便そうではなく、むしろ自由に楽しんでいる感覚が、周囲までも楽しくしてくれるようなコンパクトカーです。

 というわけで、乗り手のセンスを感じさせるクルマはすべて、はからずも300万円以下で買えるクルマばかりになりました。お金があれば、それだけでセンスのいい愛車選びができるわけではないということですね。人生をいかに自分らしく楽しむか。そんなところを満たしてくれるようなクルマが、その人の運命のクルマなのかもしれません。

名前:
まるも亜希子
肩書き:
カーライフ・ジャーナリスト/2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員
現在の愛車:
スバル・レヴォーグ
趣味:
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人:
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット
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