満充電のはずが乗ろうと思ったら半分! 充電待ちで牛歩! 初めてのEVあるある5つ (1/2ページ)

満充電のはずが乗ろうと思ったら半分! 充電待ちで牛歩! 初めてのEVあるある5つ

この記事をまとめると

■いまEVに注目が集まっている

■しかし初めて使ってみると、短所や困ることもある

■今回は「初めてのEVあるある」を5つ挙げて紹介する

初めてEVを所有すると驚くことが多数!

 いろんな自動車メーカーが次々に新型のEVを発表したり、日本では2030年代半ばにガソリン車の販売をゼロにする方針が打ち出されたりして、がぜんEVへの関心が高まってきていますね。次に買い換える愛車はEVも検討してみようかな、と思っている人も多いのではないでしょうか。

 確かに、自宅に充電器を設置するのも戸建てならそれほど費用がかからなくなってきているし、公共施設や商業施設などに設置されている急速充電器の数も、この7〜8年で4倍近くに増えているので、かなり利便性が高まっているのは事実です。EVの性能や航続距離も飛躍的に進化して、すでに満充電で400km以上走れるEVもたくさん登場しています。補助金が高額なのも魅力のひとつで、来年度は増額される? なんて話も飛び出しているので、今のうち購入したほうが得策かもと前のめりになっている人もいるのではないでしょうか。

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 とはいえ、EVを売りたいメーカーや政府がアピールするのは長所ばかりですが、それを鵜呑みにしてEVを初めて購入した人が、実際に使ってみると「まさか!」とビックリしたり困ったりする短所だって、やっぱりあります。今回はそんな、「初めてのEVあるある」をご紹介したいと思います。

 1つ目は、ドライブの途中のサービスエリアや道の駅、ショッピングモールなどに設置されている急速充電器で充電した場合に、メーカーから説明を受けたほどの電力量には程遠い量しか充電されていないというショック。よくEVのカタログには、満充電(または80%)まで●●分、などと記載されていますよね。たとえば急速充電で満充電まで90分と書かれていたら、30分だから大体その3分の1くらいは充電されるはず、と初心者は期待しがちです。ところがどっこい、実際に急速充電器にケーブルをつなぎ、30分ほど買い物などをして戻ってきてみると、また5分の1くらいしか充電されていない、なんてこともしょっちゅう。

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 これにはいくつかのカラクリや理由があって、まずはカタログ記載の充電時間が何kWの充電器を基準としているか。これを確認してください。多くの場合が50kWを基準にしていると思うのですが、じつは現在、日本に設置されている急速充電器のおよそ8割が、20〜30kWと低い出力の急速充電器なのです。出力が低ければ、その分充電時間も長くかかりますから、期待していたほどの電力量が得られないという事態になるわけです。また、バッテリーの状態が原因の場合もあります。温度が高すぎたり低すぎたり、まだ充電量がそこそこ残っている場合など。

 バッテリーは80%以上になると、なかなか電力が入りにくくなり、充電速度が極端に遅くなるという特性もあるので、残量が60%くらいあるところから充電をスタートしても、20%まではすんなり入るのですが、その後がノロノロ充電になるので時間がかかるのです。充電量はその時の状況によって、大きく左右するものだという認識を持っておく方がいいですね。

 2つ目は、普通充電にしても急速充電にしても、公共の充電施設を利用するには「充電カード」を事前に申し込んでおくのが最善だということ。これも初心者がやりがちなことなのですが、ガソリンスタンドのように、その場で現金やクレジットカードで簡単に支払いができると思い込んでいませんか。充電施設では、確かにその都度クレジットカードでの支払いもできますが、その場合にはビジター登録が必要となって、とても面倒なんです。手順はいろんなパターンがありますが、オーソドックスなのはまずその充電器に記載されている管理会社に電話やQRコードなどを読み取るなどで連絡を取り、充電するためのパスワードを発行してもらいます。

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 支払い先のクレジットカード番号を登録したり、それだけで5〜6分はかかる作業です。そしてパスワードが発行されたら、充電ケーブルを差し込み、充電器の画面にそのパスワードを打ち込みます。そうすると充電が開始され、終了すると料金の明細書が届くという手順です。こんなこと、毎回やってたら面倒すぎてイヤですよね。なので、事前に「充電カード」を申し込んでカードを手に入れておくことが重要。それがあれば、充電器のセンサーにカードをかざすだけで、キャッシュレスで充電が利用できて便利です。多くは月額数千円の基本料金がかかりますが、普通充電は無料だったり、急速充電の料金も1分15円くらいと割安。輸入車では登録から1年間の無料キャンペーンを行っているところもあるので、今ならかなりお得になりますね。

名前:
まるも亜希子
肩書き:
カーライフ・ジャーナリスト/2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員
現在の愛車:
スバル・レヴォーグ
趣味:
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人:
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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