「知らなかった」じゃ許されない道交法! 「気がつけば改正」はどこで知ればいいのか? (2/2ページ)

免許更新時の講習も重要

 道交法改正についての啓もう活動としては警察庁によるポスターやパンフレット頼りというのが現状だ。もっとわかりやすく啓もうすべきという指摘もあるだろう。とはいえ、高齢者講習、「ながら運転」の罰則強化、「あおり運転」に対する罰則の新設などは法改正された当時、メディアで大きく報じられていたのも事実。

 まったく世の中と接せずに過ごしているというのでなければ、一度ならず目にしたことがあるはずだ。そうしたニュースを目にしたときに自分事として捉え、警察庁ホームページなどで調べるのが賢明なドライバーといえるだろう。

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 全国交通安全協会のホームページには近年の道交法改正についてまとめたページも用意されている。そうした情報にも目を通しておくことがオススメだ。

 実際問題、こうした大きな改正については運転免許の更新時に受ける運転者講習で触れられることが多い。もっとも講師のスキルにもよるので、運転者講習を受けておけば絶対に大丈夫とは言えないが、どうせ同じ話を繰り返しているんでしょなど思って、漫然と時間を過ごすような受講態度ではもったいない。せっかく時間を費やすのであれば、新しい情報を学ぶという意識をもって臨みたい。

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 いずれにしても、3~5年に一度は運転免許を更新、講習を受けているわけで、「自分が免許を取ったころにはこんな法律はなかったのだから知ったこっちゃない」といった主張をしても、警察はもちろん誰も納得はしてくれないだろう。

 ドライバーにとって重要なのは道交法という共通ルールを把握しておくことだ。

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 たとえば「あおり運転」の罰則(高速道路における妨害運転は5年以下の懲役又は100万円以下の罰金)について正確に知らなくてもいいかもしれないが、どのような運転行為が「あおり運転」と判断されるのか、どのように周囲に迷惑をかけるのかについては知っておく必要がある。たとえ無意識であっても「あおり運転」とみなされるような運転をすることは円滑な交通を妨げる行為になる。

 たしかに、道交法は完璧なルールではない。だから、上記のように改正を繰り返している。しかし、現時点におけるルールを知らずに安全運転をすることはできない。最新の情報を得る努力をすることも運転することを許されているドライバーの義務といえる。

名前:
山本晋也
肩書き:
自動車コラムニスト
現在の愛車:
スズキ・エブリイバン(DA17V・4型)/ホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SP(SC82)
趣味:
モトブログを作ること
好きな有名人:
菅麻貴子(作詞家)

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