1人1台が基本だから個性もハンパない! 地方あるあるな自動車アイテム5選 (2/2ページ)

ダッシュボードを覆うマットやキャラクターグッズも!

 3つ目は、ダッシュボードを覆うように敷くマット、ダッシュマットと呼ばれるアイテム。これは車種ごとに形が合うようになっているタイプや、汎用性があるタイプ、素材もスエード調やレザー調などさまざま。機能としては、日焼け対策や映り込み対策、小物が置きたいから滑り止めの役割をしてくれる、といったところが便利。なかには、ハンドルカバーとセットで同じ素材にコーディネートされているものもあり、車内の雰囲気がガラリと変わります。20〜30年前にはムートンのようなモコモコのマットを敷いているクルマも多く見かけましたが、最近は減ってきていますね。ダッシュボードは、助手席側のエアバッグが埋め込まれているクルマも多いですから、その機能を邪魔しないようなマットを選んで欲しいと思います。

 4つ目は、エンブレムの色や書体を変えるアイテム。よく見るのがニッサンのエンブレムをインフィニティに変えていたり、ホンダの「H」のエンブレムが金色になっていたり。トヨタのエンブレムの両側に悪魔の手がでているようなアイテムも見かけますね。昔はこれに加えて、ちょっと個性的なナンバーフレームをつけているクルマもよく見かけました。ライセンスフレームとも呼ばれていて、その名のとおり、ナンバープレートの周囲を囲むように取り付けるフレーム。昭和から平成の初期あたりには、サーファーの間でムーンアイズのナンバーフレームが大ブームになったり、ミッキーマウスがナンバープレートを持っているようなフレームがウケたりと、時代の移り変わりとともに変化してきたのですが、2016年にナンバーフレームの装着規制が変更されてからは、メッキやブラックのシンプルなフレームが定番となっています。

 5つ目は、車内用のキャラクターグッズです。ディズニー全般やキティちゃん、スヌーピー、最近ではミニオンズなどもよく見かけます。モノとしては後付けのカップホルダー、折り畳みテーブル、サンシェードなど。中にはホイールキャップをキャラクターにしている強者も見かけますね。昔は、キャラクターがプリントされたXXLサイズのTシャツを、運転席と助手席に“着せて”、シートカバー代わりにしたり、バンダナをヘッドレストに被せて両側を結んでいるクルマも多かったのですが、最近はあまり見かけなくなっています。

 というわけで、懐かしいアイテムから最新の人気アイテムまでご紹介してきました。これからまた、どんなアイテムが登場して人気となっていくのか、注目していきたいと思います。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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