【試乗】ホンダ車のAWDモデルを雪上でブン回す! 意外な実力が明らかになった「純SUV」じゃないモデルとは (1/3ページ)

この記事をまとめると

ホンダのハイブリッドAWD各車に雪上で試乗

■フィットとヴェゼルは異なるAWDシステムを採用

■意外にも実用車感のあるフィットのAWD車が優れていた

ホンダの電動AWD車に一気乗りできる機会が得られた!

 ホンダから木曽福島のワインディングで雪道試乗会が開催されると聞いて、WEB CARTOPの石田キャップと乗り込んだ。というか、私は栃木の山の中から日産ノートe-Powerで木曽まで自走。ロングツーリングだけど、ドライブはホントに楽しい。グーグル先生に道先案内をお願いすると、なんと長野経由で380km。しかし、プロパイロットが付いているので運転はラクだった。

 ノートのロングドライブは木曽福島の温泉宿がゴール。高速道路は100%ドライで、一般道も雪はなかったのでドキッとするやばいシーンはない快適な一日だった。燃費は16.5km/L。ハイオクがリッター200円時代に突入したので、燃料代は気になるところだ。ところで、ノートには某タイヤメーカーのスタッドレスが装備されていたが、舗装のつなぎ目などの小さな段差での乗り心地はあまりよくない。スタッドレスだからしょうがないという気持ちもあるが、もう少しタイヤとしての快適性も忘れないでほしい。アイスバーン専用タイヤでは使いにくいのだ。

 ボヤキはこのくらいにして、本題に入ろう。今回ホンダが用意したコースは木曽の御岳山のワインディング。この山では、昔噴火が起きたことを思い出すが、じつは数年前にフェラーリやランボのAWDをテストしたことがある。かなり高速のコースだったと記憶している。

 試乗会は中腹の御嶽山レストハウスが基地となった。テスト車両はホンダの電動車両(e:HEV)のAWDをテストすることが目的だが、用品で知られるホンダアクセス社が開発したモデューロXというコンプリートカーのヴェゼルもテストする。さらに、特設ジムカーナコースではS660もテストできた。好天に恵まれた御嶽山では、時間を忘れるほど楽しく走れた。ちなみにモデューロXのリポートは第2弾として展開する予定なので、今回はフィットとヴェゼルのe:HEV・AWDについてお伝えしたい。


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