大人気の「リトラクタブルヘッドライト」なのにミスマッチ! 流行に乗れずコケた4台 (1/2ページ)

大人気の「リトラクタブルヘッドライト」なのにミスマッチ! 流行に乗れずコケた4台

この記事をまとめると

■人気のリトラクタブルヘッドライトを採用したが不発だったクルマを紹介

■デザインの賛否が分かれるクルマになってしまい成功できなかった

■チャレンジ精神旺盛で車種を変えてチャレンジしたモデルもあった

「どうもしっくりこない」けどそのまま商品化に踏み切った

 1970年代のスーパーカーブームにおいて、スポーツカーの必須アイテムとして認知されるようになったのが格納式の「リトラクタブルヘッドライト」だ。スーパーカーブーム後、その採用は国産車にも広がっていく。

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 そうして生まれたリトラ採用モデルの中には「なんでリトラクタブルヘッドライトにしたの?」と感じてしまうデザインもなくはない。ここでは、そんな忘れられつつあるリトラクタブルヘッドライト車4台を紹介しよう。

 まずは、1986年にフルモデルチェンジしたトヨタのターセル/コルサ/カローラIIに設定されてスポーティグレード「リトラGPターボ」から。

リトラGPターボ画像はこちら

 このモデル自体は、1987年に公開された映画『私をスキーに連れてって』で主人公・矢野文男(演じたのは三上博史さん)の愛車としてカローラII版が登場したことでよく知られている。映画では、セリカGT-FOURが主役級の活躍をするが、カローラIIのセリカを前後に潰したようなチョロQ的なスタイリングは、どこかユーモラスで、冴えないサラリーマン矢野というキャラ付けにもマッチした選択だった。

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 実際、ターセル/コルサ/カローラIIの名前をつなげた略称「タコII」と呼ばれていたハッチバック車は、いまでいえばアクアのような立ち位置の実用モデルであって、最高出力110馬力のターボエンジンを積んでいたとはいえ、リトラクタブルにして空力を稼ぐほどのパフォーマンスは持っていなかった。そもそもスタイリング的にもノーズが低いわけではなく、リトラクタブルの意味はなかったが、インタークーラーを冷やすインテークを持つボンネットとリトラクタブルの組み合わせは、当時はホットに感じられたのも事実だ。

名前:
山本晋也
肩書き:
自動車コラムニスト
現在の愛車:
スズキ・エブリイバン(DA17V・4型)/ホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SP(SC82)
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好きな有名人:
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