【試乗】ボルボ初のBEV「C40リチャージ」は手練れジャーナリストも笑うほどの加速! リニアなハンドリングとブレーキもあっぱれ (1/2ページ)

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【試乗】ボルボ初のBEV「C40リチャージ」は手練れジャーナリストも笑うほどの加速! リニアなハンドリングとブレーキもあっぱれ

この記事をまとめると

◼︎ボルボの電気自動車「C40リチャージ」に試乗

◼︎SUVスタイルだが、スペックはスポーツカー並みだった

◼︎機能には一部改善の余地が見られるので、今後の進化に期待の1台と言えそうだ

見た目に反する怒涛のスペックに痺れる!

「オオーッ」……!! ボルボ初の100%電気自動車、C40リチャージの初乗り第一声だ。自動車メディア編集者として、カメラマンとしてライターとして、皆20数年。ちょっとやそっと速いとかパワフルな程度なら驚かないし、そのテのクルマには慣れているハズのオトコ3名。それがアクセルを強めにひと踏みした瞬間の奇声とも悲鳴ともとれる3名揃ったハーモニーにある種の笑いがおこる!!

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 このいかにもモーターらしいアクセル操作をした瞬間のダッシュ力は、すでにテスラ、ポルシェ・タイカン、アウディe-tronでも体感済みの、血の気の引く感覚。「0-100km/h加速4.7秒!!」はスポーツカーの世界。着座位置が高く見晴らしのいい室内の印象はまさにSUVだが、やはり回転と同時に最大トルクが伝わるモーター特性は、ゼロスタートの瞬間から一気に頭も身体も脳も臓物全体がシートバックに押さえ付けられ、後方に浮遊する異様な加速Gだ。そうした走りを好む者としてもなかなか慣れ親しめない凄さである。

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 全車EV化を目指すボルボ初のBEV=電気自動車がC40リチャージである。ボルボのなかではもっともコンパクトなXC40がベースになるが、これにボルボは「リチャージプラグインハイブリッド」と名乗るPHEVが先に上陸して、モーターとの融合を予め広めておいてから、いよいよフルBEVの投入である。C40リチャージはXC40のクーペ版SUVだと言えばサイズ感もわかるだろう。

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 XC40のフロントセクションはBピラーから後方とルーフが弧を描いて急角度で下降するクーペスタイル。全高を65mm低くしたC40リチャージはボルボとしても新しいキャラクターだ。

 エンジン冷却のための大型ラジエターが必要ないため、BEVのフロントマスクは空力も考えてのっぺりしたものが多い。C40リチャージはボルボマークが入るグリルをカバーしたデザインで違和感は少ない。クーリングシステムへの走行風はバンパーの開口部からの導入で事足りる。

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 ドアの開閉はもちろん、メインスイッチのON〜OFFはキーがそこにあるか、外に持ち出すか、だけで決まる。XC40比65mmも低い全高だが、個定式パノラマガラスルーフの開放感とインナーシェードがないことも関係して、ヘッドクリアランスの圧迫感はほとんどない。ルームミラー越しに後方視界を確認した際のハッチゲートの、ガラス面の天地の低さに驚かされる。

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 足をスッと延ばしてステアリングをチルトとテレスコピックにより引出して、まるでFR車のようなドラポジが決まるのは従来どおり。

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 当初からICE(エンジン)、RPHEV、BEV搭載を想定したプラットフォームとフロアデザインだけに、床下に324セル総電力量78kWhのリチウムイオンバッテリーを敷き詰めても、フロア高に変化はなく自然。500kgのバッテリー重量を最適に搭載することで、前後重量配分も理想的な50:50に。水冷で温度管理されるバッテリーは8年間、16万キロまで保証される。

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 モーターは前後トータルで408馬力/4350〜1万3590rpmのパワーと660N・m/0〜4350rpmのトルクを1速固定ギヤによりボルボ基準の最高速180km/h(環境性と安全性を考慮して)までカバーする。

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