いくら教習所で学んでも現実の路上は違う! 初心者ドライバー「とまどい必至」の状況7つの白黒 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■初心者ドライバーにとって実際の路上は迷うことが多い

■迷いそうな事例に白黒はっきりつけて安全な運転をサポート

■たくさん走って経験を積んで、脱初心者を目指そう

交通ルールをしっかりと理解して安全運転を

 この春、運転免許を取得して新たにドライバーの一員となられた皆さん、おめでとうございます。自動車教習所を卒業したばかりのこの時期は、実際の路上に出てまだまだ迷うことが多いことでしょう。そうした若葉マークのドライバーが迷いそうな事例に白黒つけて、スッキリさせてしまおう。

ゼブラゾーンの進入

 右折レーンの手前などにある、いわゆるゼブラゾーン。これは「導流帯」とも呼ばれるスペースで、車両の走行を誘導するためにある。

 ゼブラゾーンは標識ではなく「表示」であり、進入禁止を意味するものではないので、ゼブラゾーンに進入しても違法性はない。

踏切手前での窓あけ

 教習所では口やかましく指導された踏切手前での窓あけだが、道路交通法でそれを義務づける文言はなく、踏切前で窓を開けなかったとしても、違法性や違反を問われることは一切ない(もちろん一時停止は義務)。

 実際、街中で踏み切り前だからといって、わざわざ窓を開けるドライバーは見たことがない……。

パーキングスペース枠はみ出し駐車

 初心者のうちは駐車が苦手という人も多いだろうが、決められた駐車枠からはみ出して止めるのは、ほかの利用者に不利益になるし、接触事故やドアパンチに遭う原因にもなるので、絶対にやめて欲しい。

 ちなみに合法的路上駐車ともいえるパーキングメーター(パーキングチケット)を利用するときに、白い枠からはみ出して駐車していると、料金を払って時間内の駐車であっても、駐車違反をとられることがあるので要注意。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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